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予想通りすぎるサメ映画「ディープブルー」#映画感想文

ホラーやサスペンス映画なんかでよくあるシーンなんですが・・・


男『ちょっと外の様子を見てくる…』

女『そんな…!危険よ!外には殺人鬼がうろついているんだから!』

男『なーに、心配ないさ。こう見えても運はいい方なんだ』ガチャ

でら『やめとけやめとけ・・・こいつ絶対これ・・』

・・・・

男『ぎゃーーーーーー!!』

でら『おれ言いましたよね?』


…みたいな

映画を見てる側が「絶対にこいつ殺されんだろ」と予想できるシーン

ありますよね?


そんな予想が簡単にできて、なおかつ予想通りになってしまう素敵な映画を見ました。


今回の映画感想文は、

サメ映画「ディープ・ブルー」

です。

サメの脳細胞がアルツハイマー病の治療薬になると信じた医師が、サメの脳を大きくするため遺伝子操作をしてしまいます。

するとサメはとても頭が良くなってしまい、逆に研究所の人々を襲い始めるという…

なんとも「そんなバカな」なストーリーです。


名優サミュエル・L・ジャクソンも出演しており、日本でも割と知名度の高いサメ映画なんですが・・・


もうね。予想通りすぎるんです。

テンプレを押さえすぎて『あ、こいつ喰われる…』って時に喰われるんです。


ということで今回は、そんな「予想通りすぎたシーン」をレビューします。



電気系統を直したやつ

研究所は水中にあり、地上に出るにはある電気系統を修理しないといけなくなったメンバー。


仲間に『これからはずっと一緒に行動しよう』といかにもなセリフを吐きつつ、無事、水中にある機械を修理します。

仲間に手でOKサインを繰り出し、素敵なBGMが流れ出した途端・・・


サメ『ガブーーーーーーーーー』

喰われちゃいました。


もうね、画面の右側が空いてるんですよ、サメの登場シーンに合わせて。「ここにサメでますよ!」みたいな。

ここしかない、というタイミングで予想どおりにサメですね。


感動的なシーンもさめちゃいますよね。

サメだけに。


は?



熱弁するサミュエル・L・ジャクソン

サメからの恐怖にパニックになる研究所のメンバー。

そんなメンバーに対し、サミュエル・L・ジャクソン演じるラッセルは高らかに熱弁します。


ラッセル『自然界は過酷だが、人間の残酷さには及ばない…』

ラッセル『みんなで助け合って逃げ出す道を探すんだ!』

ラッセル『まず、この水槽を閉じて、』


サメ『ガブーーーーーーーーー』

喰われちゃいました。


いや、あのね。

水のそばに近寄るなと言われてたじゃないですか。なんでそんなところで熱弁してるんですか。

聞いてる方も『いい話だな…』って顔してんじゃないよ。


そしてここでもカメラがグッと引いてるところで演説してるんですよ。サミュエル・L・ジャクソンと水槽を孤立させて撮影してるんです。

こんなもん絶対喰われますよって言ってるようなもんです。


サミュエル・L・ジャクソンの話も長いし偉そうで、シャクに触りますしね。

サメ(SHARK)シャークだけに。


え、なんですか?



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