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生まれたばかりなのに、もう寂しさを感じる 生後3か月の記録 #育児日記

生後3か月になり、1日があっという間に終わるようになった。ひとり遊びで静かにしているかと思えば、突然泣き出したりする。「どうしたの~?」と近寄ると泣き止んだりして、さてや甘え泣き!?となったり。

会う人会う人、口をそろえて「3か月なのに大きいね」と言うので、娘は比較的大きめなのだろうか。発達のスピードも心なしか早い気がする。健康でさえあれば焦らずゆっくり育ってほしい母を尻目に、想像以上のスピードで成長する娘。街中で声をかけてくれたおばあちゃんの「こんなに引っついてくれるのも今のうちよ」という言葉が、じわじわ心にしみてくる。

生後3か月最大の出来事といえば、寝返りだった。私がお風呂に入っている間に、夫の前でコロッと回ったらしい。一般的には生後5~6か月頃と言われているようなので、早い方だと思う。

うちの娘は、寝転がっている時とうつ伏せしている時とで、なぜか顔の印象が全然違う。重力のせいか、うつ伏せになると目がより大きく、まん丸になる。くりくりのお目目で周りをキョロキョロ見回す姿はとにかくかわいいくて、夫ともどもメロメロになっている。

成長はうれしいけれど、本音は寝返りはもっと遅い方がよかった。うつ伏せ寝した時の窒息が心配なのだ。寝返るのは本当に一瞬。夜中、「ううー」という声で目を覚ますと、ベビーベッドの上できれいなスフィンクスポーズをとった娘のシルエットが見えて、ギョッとすることもある。今のところうつ伏せで寝ることはできないようで、いったんは安心している。ただこれも、あっという間に背中を丸めたうつ伏せでスヤスヤ寝る日が来るんだろう。

娘がすくすく成長する一方で、私の方は復職が目の前に迫ってきた。この秋には娘を保育園に預け、復帰予定なのだ。出産前から決めていたことではあるけれど、いざ子育てを始めると、娘を保育園に預けるのがこんなに寂しいだなんて思ってもみなかった。つい最近生まれたばかりだというのに、もうお別れだなんて(預けるだけで別れるわけではないのだけれど、気持ち的に…)。

育休は残りわずか。だからこそ、本当は娘のために時間を使いたいのに、保活やら会社との面談やらで、むしろ娘をひとりで遊ばせる時間が増えてしまって、自分にイライラしたりする。これがわが家の選択なのだから、仕方がない。でも、早めに復職するのは、いろいろ考えた上での決断だし、ひいては娘や家族のためでもある。「これも娘のため」と言い聞かせながら、やるべきことをやっていくしかない。


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