糖尿病とうつ病の関係
「なぜ糖尿病が出てくるのだろう」と思った方もいるかもしれません。
実は、糖尿病の方はうつ病になりやすく、糖尿病患者の30%にうつ症状があることがわかっています。逆にうつ病の方は糖尿病になりやすいという傾向があります。
糖尿病患者さんがうつ病にかかると、血糖のコントロールが悪くなり、糖尿病の合併症を起こしやすくなってしまいます。そうすると死亡率が1.6倍にもなります。
またうつ病になると活動量が少なくなり、不眠を解消しようとアルコールを飲んだりする方もいます。そして自己管理ができなくなると、血糖値もコントロールできなくなくなり、心血管障害や腎障害などの糖尿病合併症を起こしやすくなってしまいます。
それなので、うつ病・糖尿病にならないために食生活や生活習慣を見直しましょう。