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史上最悪のニヒリズム

おはようございます。
昨夜、会社の先輩から教えてもらった「14歳からの哲学入門」を読み始めました。

対象年齢14歳の本、というわけではなく、哲学者の考え方は中2病といわれるような思想から生まれるという意味合いであり、非常に興味深いです。

構成としては、何名かの哲学者を紹介していきます。

ニーチェ

トップバッターの哲学者は、ミスター哲学者ともいえるニーチェさんでした。
僕は10年前にニーチェの本を何冊か読んでから、非常に考えが共感できた人です。
「ニヒリズム」が小学生時代にやっぱり訪れました。死を見つめるとそうなりますよね。

今でもニヒリズムが時として繰り返し過ぎってきます。繰り返しの毎日があると、この意味を考え直してしまいます。皆さんもありますか?

史上最悪のニヒリズム

この本で出てきた「史上最悪のニヒリズム」の話が面白かったです。
既存の価値観に新たな価値観を生み出していく哲学の中でニーチェはニヒリズムを打ち破る価値観を提示してくれます。
あらゆるパターンのニヒリズムよりも、極端な史上最悪のパターンを打ち破ればその他パターンも包括できるという発想なんですね。面白い。

どうせ死んじゃうのにという価値観よりも、永劫回帰が史上最悪なのは頷けますね。
終わりのない永遠の繰り返しほど辛いことはないですね。一度しかないからこそ、辛くても頑張れたりできます。
その永劫回帰すらニーチェは新たな価値観で道を示してくれました。

そんなに辛くてもクスッと笑えたりしてくる。
この笑えたりする瞬間がまさに今を生きている。感情が動くこの喜怒哀楽はまさに今、瞬間の出来事で、その瞬間瞬間に向き合って今を生きるしかないというもの。
最近の僕のテーマとも重なって今の僕には刺さりました。

その上で、こんなに素敵な人生だったら何度でも繰り返して生きたいと思える様に、その瞬間を繰り返していこうと僕は改めてマインドセットしました。

そのためにも、自分の心が響いたことを自己認識するために、意識的にメモを取ることをアクションとして起こします。

一日の終わりにメモを見返して、メモを全く取ってないなら、今日というその瞬間を全身全霊受けとめてないのではないか?と疑ってマインドチューニングをしていきます。

今日も今を最大限、生きようと思います。
では行ってきます。

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