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歯科衛生士から、原宿のマーケターOLになるには②ーとあるDHのオシゴト遍歴ー

こんばんは、note熱が冷めないうちにさっさと第2段です。ホラ、「鉄は熱いうちに打て』というじゃないですか。

#転職してよかったこと

前回、IT系正社員から専業主婦、そしてDAになったところまでお話ししました。
前の記事はこちら→

そんな私がなぜDHを目指そうと思ったのか。

それは2つのきっかけがあります。

ひとつは、新人の頃に参加した某ディーラーが開催する「歯科医院接遇マナーセミナー」でのこと。
こちらのセミナーは某大手有名ディーラーが定期的に開催する新人向けセミナーで、「歯科医院に勤務する者とはかくあるべし」を手取り足取り教えてくれる内容です。
その参加者は、真面目そぉな30代歯科助手(これ私のこと)から、金髪ネイルギラギラまつエクし放題の歯科衛生士まで、かなーり幅広く取り揃えておりました。

この時私は衝撃を受けます。

えっ。。。。。。医療従事者なのにネイルしてんの。。。。。。。。。。

今ならわかります。
若気の至りかもしれないし、審美専門かもしれない。
グローブすればネイルなんて正直わからないし、マスクで隠れるからまつエクは必須かもしれない。毎朝2時間くらいかけて工事が必要なお顔・・・夫誰か来たようだ

当時の私はかなりのカルチャーショックでした。
医療=聖域、みたいな、素人丸出しの価値観でしたので。

ここで思ったのは「この子たちが国家資格取れるなら、私だって取れるかもしれない」

さてそれから半年手くらい経ち、私もようやくDA業務に慣れてきました。
滅菌、消毒、アシスト、受付。
当時は午前中しか勤務していませんでしたが、家庭や子供から離れ、自分と仕事に専念する時間は本当にリフレッシュできました。

そんな時、男前の院長からこんなお誘いがありました。

「もしよかったら、歯科衛生士資格を取ってみない?」

この時まで、私の中ではDHといえばあのセミナーでみたギャルでした。
まつエクとネイル、金髪でも私よりお給料は高い(失礼)ーーーーーー

心は揺れました。

当時私は33歳。夜間の専門に通ったとしても、3年間で37歳になってしまう。

37歳で新人DHとして働く。
子供は小学校4年生と1年生になる。でもその前に夜間の専門って何時から?学費は?その間の子供はーーーーーーーーー色々なことが障害でしたが、私の意思はもう決まっていました。

「やります。人生でチャレンジできるの、もうここが最後だと思うんです」

今思えば、無謀だったし何も考えてなかったなと思います笑。

当然、旦那には反対されました。
貯金もないのに何言ってる、奨学金は借金と一緒、子供の世話もできないのに、費用対効果が悪すぎる、、、、などなど。

でも私は決めていました。

お金や時間のことでこの人の世話にはならない。
DHの資格があれば、何があっても一人で食べていける。


無理を押し切って、私は願書を出し、形だけの面接と試験を受け(失礼)、その次の年から夜間部1年生として歯科衛生士人生を歩みはじめました。


次回をお楽しみに。


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