頑張ってるのに評価されない? メタバースの"承認欲求の罠"を抜け出すための方法
メタバースって、ほんとにできることが多いんですよね。
アバターを作る、ワールドを作る、イベントのキャストになる、DJを始める……。現実ではハードルが高いことでも、メタバースならすぐに挑戦できます。
だからこそ、「〇〇のキャストをやってます」とか、「イベントを主催してます」とか、「DJをやってます」とか。そういう肩書きが自己紹介の手段になっているし、一種の名誉にもなっている現状があります。
そういったところから影響を受け、新しいチャレンジをしてみるけど、SNSのフォロワーが増えない、イベントの来場者数が少ないなんて事が起きたりします。自分と他の人とを比べてしまうことで、メタバースで疲れてしまう、燃え尽きてしまう、病んでしまう。私もそういった例を何度も見てきました。
ですが、メタバースの面白いところって、「その気になれば何でもできる」というところなんですよね(何もしないことを否定する意図はありませんし、それも立派な1つの過ごし方だと思っています)。
そういう人たちを見て、「自分もやらなきゃ」と思って、どんどん手を広げていく。挑戦できるのはメタバースのいいところですが、色々挑戦して、頑張ったのに、他の人やイベントと比較して劣等感を感じる。頑張ったのに報われないと思ってしまう。
メタバースが厄介(あえてこう書きます)なのは、色んな人と出会うことができ、そうして出会った人との比較がめちゃくちゃ簡単にできちゃうところなんですよね。だからこそ、周りを見渡せば、自分より上手くやってる人がすぐ見つかってしまう。
そうなると、色々頑張って人気イベントのキャストになったけど、隣の人は実はXのフォロワーが1万人だったりしちゃうわけです。役員報酬8兆円のイーロン・マスクは遠すぎて何も思わないのですが、目の前にいるフォロワー1万人の人は、なまじ距離が近いぶん、余計に差を感じてしまうのです。
その結果、承認欲求が刺激されて、「頑張ってるのに満足できない」 という状態に陥るんですよね。
じゃあ、どうすればいいのか。
そのヒントになるのが「横の広がり」と「縦の深掘り」 のバランスだと思っています。
メタバースってあらゆることに挑戦できるので、幅広い事をやる横のチャレンジと、深いことを突き詰める縦のチャレンジがあると思います。そこで、自分のやりたいことや適性を元に、バランスを保ちながら活動することが病んだり疲れたりしないために大事なのかもしれませんね
— 咲文でんこ📡 (@denpa_is_crazy) February 16, 2025
横に広げすぎると「何でも屋」になってしまうし、縦に掘りすぎると「専門家」との競争になってしまう。どちらかに振りすぎると、どちらでも結果が出せず、その結果を人と比べてしまって結局疲れてしまう。
だからこそ、大事なのは 「自分なりのバランス」 を見つけることだと思っています。
横に広げることで「この人、いろいろやってるな」と認知されることもあるでしょうし、縦に掘ることで「この分野の人」として確立することもできる。そのバランスをどう取るかが、燃え尽きずに続けていく鍵なんじゃないかと。
ので、後半部分ではこの先到来するであろうメタバース時代の生き方として、この「バランスの取り方」について、考えていきます。
メタバースで燃え尽きないために、どうすればいいのか?
メタバースで挑戦すること自体は、間違いなく良いことだと思っていますし、私も挑戦したし、今も挑戦している身でもあります。繰り返しになりますが、挑戦しすぎると疲れるし、頑張っているのに報われないと感じてしまうのはネガティブなポイントと言えます。
その原因は、大きく分けて 「承認欲求のコントロール」 と 「挑戦のバランス」 にあると思っています。
承認欲求って、結局のところ「自分は価値のある存在だ」と思いたい気持ちなんですよね。これは誰にでもあるものだし、健全なものだと思います。
ただ、メタバースの世界では、SNSのフォロワー数やイベントの実績みたいな 「数値化された評価」 がすぐ目に入ってしまうんですよね。しかも、そういった評価が高い人が近くにゴロゴロしていて、つい比較してしまう。
でも、そこに振り回されると、どこまでいっても満足できなくなると思うんですよね。フォロワーが1,000人になっても、隣には3,000人、5,000人の人がいるでしょうし。だからこそ、
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