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「株式会社サイバーコア」を知る #1 ~何をしている会社なの?~

こんにちは!電気興業 公式noteです。

昨年2023年10月、電気興業グループに「株式会社サイバーコア」が新たに加わるというニュースがありました!

詳細については、こちらのリリースをご覧ください。


これによって、電気興業の新規事業の拡大に、より一層拍車がかかったわけですが、そろそろ一年が経とうとしているこのタイミングで、
電気興業を飛び出し、今回は改めてサイバーコアについてご紹介したいと思います!

株式会社サイバーコア公式ウェブサイトはこちら
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ということで、向かったのは、岩手県盛岡市!

岩手大学の研究室から始まったサイバーコア、
盛岡駅前に大きくそびえるビル(マリオス)の中に本社はあります。

マリオス全景


サイバーコアは何をしている会社?


サイバーコアは、AIソリューション開発を行う企業です。

最近は「AI」という言葉をよく耳にするようになりましたね。
ChatGPTで調べものしたり、生成AIを使ってデザインしたり、会議の議事録をAIに要約させたり。

ひとえに「AI」と言ってもいろいろありますが、彼らは画像AI技術におけるトップランナーなんです。

画像AI技術とは簡単に言うと、人の眼の代わりになれる技術のこと

この技術分野において、世界的に権威のあるAIカンファレンス(CVPR)で二度も部門優勝経験があるほど、文字通り世界トップクラスなわけです!

この技術を用いて何をしているかというと、例えば人流・交通分析

人の流れを性別、年代別、時間帯ごとに計測、車種ごとの交通量の計測をし、傾向を可視化させることにより、今まで人の感覚に頼らざるをえなかった部分を見えるものにして誰もが分かるように具現化することができるのです。

現在、盛岡市高知市で人流・交通分析システムを使った事業の取り組みが行われています。


また、自動運転の実現において、車社会を支える技術としては、絶対に欠かせないものと言っても過言ではありません。

人間の脳って、実は私たちが思っている以上に高度な情報処理を行っているんですよ。

皆さんが運転するとき、下に書いたことって自然と行ってますよね?

・白線をはみ出ないように走る
・信号機を認識して表示に従う
・前の車との車間距離を見ながらアクセル・ブレーキを踏む
・人が飛び出してくることを予測して減速する

人間はこれらを同時並行的にできるので、簡単なことのように思えますが、実はここには前提となる膨大な量の情報が必要になります。

何も学習していないAIは赤ちゃん同然なので、
そもそも白線とは何なのか?歩道と道路の定義は?走るとは何をどうすることなのか?”人”はどのような見た目で、その”人”がどういう状態になることを飛び出してきたというのか?
というところから、学習しなければなりません。

意識せずとも認識できる人間の脳は、想像以上の情報量をさばいているのです。

つまり、人の代わりに全自動で車をコントロールするということは、人の眼と、眼から取得した視覚情報を処理して認識・判断・指令・制御する脳と同等の高度なテクノロジーが必要だということなんです。
だから、センサーだけでは不十分なのです。

だからこそ、「人の眼の代わりになれる技術」がどれだけすごい技術なのかがよくわかりますね。

デモ映像はこちらのサイトからご覧いただけます。
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そんなAI技術に人が勝負を挑んだらどうなるのか、
こちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください✨


他にも、お使いの方もいるかもしれませんが、電車内の混雑状況をアプリで見ることができるのもサイバーコアの技術のおかげなんですよ!


それにしても、なぜ、目まぐるしい変化の中で世界に通用する技術力を示し続けることができるのか ―― 。

気になる答えは次回の記事でご紹介します、お楽しみに!

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