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SnapGrip を買った

昨年買った iPhone 15 Pro でアクションボタンが追加されてから、散歩中にカメラを起動する機会がより多くなった。大きな不満ではないのだが、使っていると iPhone 本体がフラットで保持しにくいことと、縦持ちから操作を始めてしっかり画面を注視ししないと撮影が完了しないあたりにややストレスがあった。

なにかよい解決策がないか調べているうちに iPhone にグリップをつけて持ちやすくするような製品があることを知った。基本的にはただの持ち手なのだが Bluetooth 接続でシャッターも切れる(音声ボタンを押下してくれる)ようだ。本格的な撮影機材が欲しいわけではないが、 MagSafe で簡単に着脱できる製品なら使いやすいし、より散歩が快適になりそうである。

というわけでSnapGrip という商品を買った。選定理由は以下。

  • MagSafe に対応している

  • 持ち手の質感がよさそう

  • 薄くてコンパクト

  • 余計な機能がない

単なる持ち手にしては値段がそこそこするが、評判をみるに品質もよさそうだったので買ってみた。それで、ポケットに入れて散歩がてら使ってみた。とてもよい。

買って使ってみた

期待していたグリップ感、撮影のしやすさ、着脱のしやすさあたりはすべてストレスなくこなしてくれる。小型でグリップ感が非常によく、撮影ごとにつけ外ししなくてもしばらく手で持って歩いたりそのままポケットに入れたりしても問題ない。もっと大型の機材だとこうはいかないだろう。

シャッターを切る際のアクションボタン押下時の横揺れ( iPhone の物理ボタンでのシャッターは横方向に力がかかるので位置固定しないと揺れる)も解決した。

初詣のときに撮ったお稲荷様

使ってみてあらためてわかったのは、実はカメラ操作は画面操作のために画面を注視したり、横のボタンでシャッターを切るために縦横を持ち替えたり、こまごまとした工程にストレスがあったということだ。

このグリップ+アクションボタンを使うと、まったくスマホ本体を注視せずにカメラ起動・撮影まで手指の動作のみでできる。 iPhone の方向もいきなり横方向で構えてそのまま撮影できる。小さいといえば小さい改善なのだが、撮影のたびにかかる面倒くさい手間なので、これが短縮されたことで撮影が気軽になった。

唯一細かい問題があるとすれば MagSafe 接続部分が iPhone ケース(MOFT ヴィーガンレザーケース)のカメラ周りのフチにやや干渉してすこし浮くところぐらいか。まあ接着力に支障はない。最初は MagSafe でしっかり固定してくれるか、落下しないかが不安だったが、使っているうちに気にならなくなった。そもそも構造上、しっかりと親指を本体にかけて挟んで持つことができるので、完全に MagSafe のみで支えることになるのはシャッターを切る瞬間ぐらいだ。

というわけで非常に満足感の高い買い物だった。 iPhone 15 Pro は外付けディスクにも対応したようだし、もう十分立派な撮影機材になりつつあるので、気が向いたらさらに買い増してみようと思う。

ちなみに、15 Pro を買った頃に Blackmagic Camera というアプリが大層きれいらしい、という話を見かけてから使っている。何を撮るわけでもないのだが、定点撮影すると単なる写真を残すよりもその空間の思い出が残るので、折に触れて20秒程度の定点動画を撮るようになった。映画のような雰囲気があってよい。

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