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2-3.心得~志~
~志はなぜ必要なのか~
志、それは己が確信と信念の下に刻む想い。
その想いを真剣に語り、共鳴と賛同をいただくこと、これが社会への波及となり、自身から解き放つ貢献となります。
新しい価値を提供すること、それは提案先の方の世界が今よりもっと彩られる、明るい未来のイメージを届ける事です。
その責任ある使命を果たすためには、提案者に『覚悟』が必要です。
人を愛する時と同じです。
『目の前の方を必ず幸せにするのだ』という覚悟が、提案先の方に届いた時、例えそれが不確実な未来への投資と分かっていても、『一票を投じてみよう』と、相手の方も覚悟を決めてくださるのです。
~志はどこから生まれるのか~
『私はなぜこの想いに至っているのか』『私はなぜこの想いを何としても伝えようとしているのか』『なぜこの商品(サービス)を普及させたいのか』
源泉からあふれる言葉・表現から全てが『志』として音に乗り、鼓膜に向かっていきます。
~小手先の言葉はすべてお見通し~
電話営業の場では、トークの台本が用意されており、その文章をを音声にして届けていくわけですが、同じ言葉でも、その奥にある想いについては、いとも簡単に相手の方に感じ取られていきます。
小手先はお見通しですし、そうではないトークが出来たと自覚しても、相手の方の反応が悪ければ、到達していなかったということを認め、よく振り返るべきです。
ワンセンテンス、ワンワード、ワン休符でさえも緻密に大事に想いを込め表現すること、あくなきチャレンジです。
~感動のラインを超えろ~
朗らかに親しみを込めたトークの展開の中で、核となる一節を放つタイミングで、スッとトーンを落とし、空気量を抑えた芯のある音圧で真剣なメッセージを語るシーン。
親しみや配慮や礼節と相まって、この真剣で真っ直ぐな志が響く瞬間に、感動のラインを超え、共鳴が生まれているはずです。
強く想い、信じることから全ては始まりますから、迷いのない曇りのない志を毎朝きちんと胸に確かめながら活動していきましょう。