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【未来に残したい愛知の祭り】 小牧秋葉祭

織田信長が築いた小牧城の下で行われている山車祭りです。江戸時代中期の天明年間(十八世紀末)、中町の町人によって山車が寄進され、その後さらに横町・上本町・下本町の三台の山車が加わり、現在の祭りの形が出来上がりました。秋葉祭りの名前の通り、火除けの祈願から始まった祭りだと考えられます。秋葉社のある神明社の境内に曳き揃えられた後、四台の山車に載っているからくり人形の奉納が行われます。


小牧城と祭りが始まった江戸時代には関係はないが、どちらも小牧のアイコンとなっているのだから、小牧城下の祭りと言っていいだろう。余談だが、小牧城は近年、調査が進み、近世城郭の先駆け的な城だったことが明らかになっている。今後ますます小牧の町のシンボルとして存在感を増していくことでしょう。そのとき、祭りの背景に城がそびえている風景は、きっと市民の誇りになっていくに違いないと思います。


現在、制作中の愛知の祭り写真集は2023年5月の出版を予定しています。そして10月下旬から、この写真集を全小中学校に寄付するクラウドファンディングを企画しております。こちらのFBページで進捗を随時発信します。

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