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【未来に残したい愛知の祭り】 鳴海 表方祭り・裏方祭り

名古屋市緑区鳴海 鳴海八幡宮・成海神社
鳴海の祭りは表方と裏方を分けて行われ、表方は鳴海八幡宮の祭りで裏方は成海神社の祭りになっています。かつては同じ祭りだったこともあり、今も同日に行うこともあります。東海道の宿場街だったこともあってか、様々な形の山車が曳き出されます。また、名古屋南部の祭りによく見られる猩々も登場し、子どもたちに人気です。

鳴海は宿場町でしたが、隣の有松とは違い伝統産業は無かったので、東海道線が開通し長距離の移動手段が鉄道に変わると宿場としての機能は失われていきました。今では旧街道の面影を残すところは少なくなりましたが、ところどころに古い町並みを思わせる建物が残っています。

本町の山車は屋根に矛がついてますが、曳き廻しの際は取り外されます。名古屋ではあまり見ない形の山車です。

名古屋市緑区、南区の祭りによく見かける猩々。猩々は人面獣身の伝説の動物ですが、一説には東南アジアのオラウータンがモデルになっているとも言われます。そう言われると、そのような雰囲気もあります。

成海神社の豪快な引き揃えの様子です。成海神社は坂の上にあり、その坂を一気に山車を引き上げます。

こちらは成海神社、裏方祭りの曳き揃えです。表方の山車とちょっと違います。東海道の隣の宿場、知立の山車の影響を受けているように感じます。

宵祭

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