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ちえのかたまり

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#がん

驚愕

昨日は、厚生労働省人生会議(ACP)国民向け普及啓発事業に関する検討会に委員として出席しました。
普及啓発事業に関する検討会なので、事業受託側と話し合っていくことになります。

私が驚愕したのは、2019年の人生会議ポスターの件を、『お笑い芸人を使用したことで起こしたこと』として研修をしている方々がいるということと、『起用された芸人を傷つけてしまった』という事業者側からの発言です。

あの一件で、

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Tamako☆さんのこと

2020年度の大きな挑戦であったリーフレット作成。
実は、昨年の夏、私は大きな壁にぶつかっていました。
何気なく手にとってもらうことこそが広い周知に繋がると考え、リーフレット作成の企画をしたものの、相談する先に次々と断られていく…

『もう駄目だ…私には無理なんだ…』と折れそうになっていた時に、ある取材を受けました。
そこで、話の流れで、このリーフレットの話をしたのです。
取材の後の雑談の中で、「

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【コラム】コロナ禍で暮らしを支える制度

【コラム】コロナ禍で暮らしを支える制度

日々の生活と合わせて医療費がかかることは、多くのがん患者さんにとって負担になることだと思います。

愛知県を本拠地とするがん患者さんの就労支援団体「インディペンデント」から隔月で通信がでているのですが、13号はとても分かりやすくまとまっていたので、ぜひご覧ください。

・コロナの影響で休業や失業し、仕事ができないときの保障制度について
・給料や個人事業主の売り上げが激減し生活に困った場合の給付金に

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がん教育への願い

【がん教育】

文部科学省HPによると
『子どもに対しては、健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもつよう教育すること』と述べられています。

私は夫の生前、2人で『がん教育』を参観させていただいたことを皮切りに、その後も何回か参観をしています。
教員だったこともあり、どう教育に取り入れられていくのか関心があります。

参観する

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伝えたかったこと(ポスターへの想い)

先日、『人生会議』のポスターをプレスリリースで知り、私はSNSで想いを発信した後に、厚生労働省に『お願い』という形の意見書をファックスしました。

その翌日となる昨日、厚生労働省は、予定していたポスターの全国送付を止め、配信する予定だった動画も公開を止めたと知りました。

厚生労働省に届いていた意見書は、その時点では2枚であるとも知りました。

私は、担当部署が、その意見を真摯に受け止めて、再考し

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