年長ですが年度途中に幼稚園へ転園。保育園をやめたわけ
現在、年長さんの息子がいます。実はこの7月より保育園から幼稚園へ転園しました!
今日はその備忘録、そしてうちも年長さんなんだけど、転園しようかと迷っているパパママさんに参考になることがあればと思って、記事にしてみました。
転園することにした理由
転園するかしないか、すごい迷ったんですよぉ~~。で、結果、転園を決めたのですが、その理由は2つ。
ひとつは、年中の頃からお昼寝が嫌いだったこと。もうひとつは、年長に入ってから(ごく最近わかったことですが・・)先生の子供への対応が心配だったこと。
大きな理由は1つ目のお昼寝が嫌だったこと。
お昼寝が嫌すぎて行きしぶりがあったことは以前にもnoteに書いたことがあるのですが、保育園の対応としては一人だけ特別扱いはできない。「寝なくてもいいけど布団の上にいてください」というものでした。
他の園だと寝ない子は別室で遊ぶなどの対応もあったり聞きましたが、市内の認可保育園の殆どが昼寝あり対応なんです。そんなことで、行きしぶりがあったのですけど、年中期間は一旦おさまったことがあったのです。でも、年長になって、体力もついたせいかな・・・、お昼寝嫌だ、って行きしぶりが強くなってしまったことがもう一つの原因です。夜泣きが始まった時は無理させすぎたなぁ・・・って反省しました。
2つ目の転園理由は先生の対応。
なんかね、まだ5.6歳の子供なのに先生がめっちゃ厳しいんですよ。もちろん厳しさの中に愛があればいいんですけどね、なんだかそれが感じられないというか・・・
行きしぶりがあって早お迎えする息子に対して「またママを困らせたの?ダメじゃない」って先生から言われたこともあったよう。
私個人としては子供がやることに対して、ダメだよって否定するのではなくて、ダメだよ、っていうからにはちゃんと何がダメなのか、説明もしてほしいなって思うんです。
ママを困らせる=僕はダメな子。
先生の発言を聞いてるとそんなふうに子どもたちに印象づけられてしまいそうで、私としてはすごく懸念していました。
子供が自分の意見をいう、ってすごく大切だし、おとなになってからもすごく大切なことだと私は考えています。
だから、ママのために(誰かのために)自分が我慢すればいいんだ・・・っていう考えにはなって欲しくないなって。
それにそういう考え方が建設的じゃないと思っています。
周りのママ友に話すと似たような話がちらほら出てきて・・・あぁ、コロナ禍でなかなか園の中に入ることがなかったけれど、知らなかっただけでいろんなことが園で起こっていたんだなって・・・。
言うことを聞かない子供=悪い子っていう、なんだか先生からはそんな印象さえ受けてしまっていて・・・
そんなことで、この先、預けることに不安を感じてしまったことも今回転園に踏み切ることになった、大きな理由でもあります。
転園を決めるまではすごい葛藤・・・
転園理由は上記したとおりですけど、転園を決めるまではすごい葛藤がありました。
そもそも通っていた保育園は夫も娘も通い続けた保育園なので我が家的にはすごい思い入れのある保育園なのです。
だから、当然、息子も卒園する予定だったから、息子の状況を話してもはじめは夫も一緒に住む義母も今年で卒業だしね、早お迎えしてがんばったら?!とか、与えられた環境でがんばるってことも大切じゃない?!って言われたりもしました。
通っていた保育園から同じ小学校に行く子供も多かったので、このままの保育園に残ったほうがいいのかな・・・っていうのも散々悩んだこと。
でもね、今年、卒園といっても、まだ半年以上ある。
半年間、嫌だ、嫌だ、って思いながら毎日を過ごすのってどうかな・・・って正直思ったんです。
ほんと、心が壊れるのって1ヶ月もあれば十分なんです。
もうとっくの等に卒業した夜泣きが始まった時、あぁ~、これって無理させてるのかもしれないな・・・って壊れてきてる前兆だなって思ったんです。
家族間でもほんと意見が割れてしまったときもあって、私自身、相手の意見を論破して押し切るようなタイプでもないので、しばらくこの状況を打破するいい方法がないか・・・って、モヤモヤしながら悩んでいました。
もともとは転園っていう発想はなくて、保育園に残る方法でいい方法ないかな・・・って思っていたんですけど、園の方針や先生を変えるって労力いるし、難しい。そんなことで行き詰まってしまってたんです。
で、そんな時にツイッター仲間にボソッと相談したところ「転園」という新しい視点をもらってそれが追い風になりました。
物事って悩んで解決することとしないことがあって、そんなことでとりあえず転園候補の幼稚園に説明聞きにいってみようよ!ということでいい流れができはじめました。
悩んだときほど、出来る範囲で行動するってほんと大切だった~~。
それで幼稚園に行ってみると、そこにはすごく素敵な園長先生がいたんです。
もともと見学に行く前に、電話で年度途中の受け入れが可能か、お尋ねしたんだけど、その時も園長先生が出てくださって、息子のお昼寝問題についても色々相談に乗ってくれたりしたんですけど、見学に行った時も、園長先生自らが対応してくれました。
園の案内をしてくれてるその間数時間、ずっと子供にはこういう環境がいいんですよ・・といった感じで、子育て講演会並みのお話をしてくださって、ほんと心慰められたな・・・ってあの時は思いました。
幼稚園はモンテッソーリの考えを重んじて、子供のやりたい、やりたくないという自由意志を尊重してくれるような校風。
もともと異端児ぎな夫なので園長先生の熱意や校風がすごく気に入ったようでおおむね夫婦間では転園してもいいんじゃないか・・・という方向性が決まったわけなのです。
保育園に残るか幼稚園に転園するか”決める”のは子供!
親の心は決まったけれど、やっぱり子供の気持ちが一番大切ですよね。
保育園の友達はホント大好きだったから、簡単に転園しよう!ってわけにはいかなくて、ここからも結構、葛藤があったんです。
親がいいと思って転園させても、後々やっぱり保育園が良かった・・・となっては、意味がない。
だから、息子ともたくさん話して、保育園に残るメリット・デメリット、幼稚園に転園するメリット・デメリットを伝えました。
一見、5歳には難しいかな…とも思ったのですが、ちゃんと本人が理解するまで話をしました。
もし、保育園に残る選択をした時はママはお仕事あるから昼寝しないといけないよ、幼稚園を選んだ時は、今までのお友達にはなかなか会えなくなる、またイチから新しいお友達を作ることになる、決めたら保育園には戻れなくなる等々、いろいろ話しました。
その間、幼稚園の好意で慣らし保育にも来ていいよ、と言ってくれたので何度も足を運んで、息子自身が場に入っていけるのか、そういうこともみさせてもらいました。
転園するなら手続きは、月の10日くらいまでに・・・と市の方から言われていたんですけど、こればかりは息子を急かせるわけにはいかないし、一番に息子の気持ちを大切にしてあげたいなって思って、
保育料もダブルで支払う覚悟で子供の気持ちに寄り添うことにしました。
結果、月20日を超えたくらいに息子自らが「転園する」って行ってくれたので手続きをしたんですけど、市役所の方のご厚意もあってスムーズに、この7月から新しい幼稚園に通うことができています。
転園してもうすぐ一ヶ月・・・の感想
6月から慣らし保育に行っていたこともあって、転園して一ヶ月なのですが、もうすっかり楽しそうに通っています。
年長の途中ということもあって、いろんな備品は新しく購入する部分もあってまあまあ出費はありましたが、園服はレンタル、スモッグ・体操着などの毎日着るものに関してはお下がりを園から譲ってもらうことができたり、本当にとても親切にしてもらってます。
幼稚園に入る前から鳴らしに行くたびにお友達が増えていったり、毎日通う今ではお友達とクラスを脱走したんだよ~と、楽しそうにやっています。(脱走・・・?!いいのか?!と思ってしまいますけどw)
少し前までは保育園に行くよぉ~っていうとお昼寝なしにして、早くお迎えきて、と切なそうに言われていたのですが、今は幼稚園行くよぉ~~!っていうと「うん」と二つ返事が返ってくることが本当に幸せだなと思っています。
まとめ~毎日を公開少なく、楽しく過ごす!
子供の転園について悩んだこと、行動したこと等、この一ヶ月のことをまとめてみました。転園するまではほんと迷いに迷って、もし転園してやっぱり保育園がいいって言われたら・・・、幼稚園に行ってまた嫌だって言われたら・・・とか、先の不安もすごいあったんです。
でも、結果、行動して良かったと思う自分がいます。
記事の途中で、夫に言われた「与えられた環境でがんばる」そういう考え方も大切だな、っていうのは私自身も持っている考え方。今いる場所でベストを尽くす、努力をするってすごい大切なことだからね。
でも、がまんし続けた先に楽しいことが思えることが待っていればいいんだけど、今回の場合はだだ小学校に行くまでの我慢かな、って思ったんです。
私の行動基準として「明日、死んでも後悔したくない」そういう思いがあります。なので、最近の行動・決断の基準は”明日死んでも後悔しないか”そうやって決めることが多くなったなって思います。
そんなことで、毎日笑顔になれる可能性が高いのはどちらかな・・・って考えて、息子にもちょっと転園の後押しをしちゃったんだけど・・・ww
最後に・・・
たぶん年長で転園するって結構、勇気がいると思うんです。
でも、そのまま”がまん”したまま、子供にがまんさせたまま、過ごして後悔しないですか?!ということ。
過去、私自身が「こうしたほうがいいんじゃないか・・・」って頭で考えて失敗もしてきたタイプなので、自分の感情を大切にしてもいいんだよ!という気持ちも込めて、今回の息子の転園騒動について終わりにしようと思います。悩んだときほど、出来る範囲で行動する、ほんとそこも今回は追い風になったポイントです。
お子さんの転園で悩んでいるあなたのお役に立てれば嬉しいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!!
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