100字物語『少年のさがしもの~リターン篇』#第58話
新興住宅地へと続く坂を塾のバスが走り去る。「塾に行け」と母さんは言わない。でも、みんな行ってる。朔は土手に座って空を見上げる。塾の先にやりたいことは見えない。ルートは一本じゃない。父さんは言うけれど。
<登場人物>
朔:主人公・中学2年
蓮:幼なじみ
シロップ:朔の飼い猫
湊さん:朔の同じクラスの女子
朔の父:遠洋タンカー乗り
(to be continued)
リターン篇は50話までと対になっています。
この話の表面(A面)は、こちら。
あわせてお楽しみください。
前話は、こちらから、どうぞ。
1話から50話までは、こちらから、どうぞ。
https://note.com/dekohorse/m/m355fc166d61f
同じ『少年のさがしもの』をベースにした
橘鶫さんによる『鳥たちのさがしもの』も、
ぜひ、お楽しみください。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、
これほどウレシイことはありません♡