私を花火大会に連れてって
5年ぶりに開催される花火大会。
花火大好き人間ですもの。出かけましたとも。
会場への道のり
駅前にバイクを置いて、歩いて会場へ。
浴衣姿の若い衆や子どもたちがもう歩いていて、お祭り気分が上がってきます。出店もあって、腹ごしらえ用に佐世保バーガーを買いました。
駅に近い第1観覧席より、少し遠い第2観覧席のほうがすいているし、よく見えるというのはリサーチと経験済み。
河川敷をだいぶ歩いたので、もう第2観覧席かと思ったら、まだ第1でした。
そうだ、そこには「高齢者優先席」があったのですよ。かなり広いブルーシートが敷いてあって、「30分前には一般にも開放します」と書いてありました。車椅子の方もおられました。
初めて知りました。でも、そこからだと、ちょっと高速道路が邪魔にならないかね。
私も座れるけど、ありがたく遠慮して、さらに南へ。少し行くと、ふるさと納税者のためのパイプ椅子席もありました。
やはりだいぶ遠かった。でも、まだまだ会場は余裕あり。場所取り放題。持ってきたレジャーシートを敷いて座ります。バーガーも食べました。
準備万端、いざ
この時点でまだ1時間前。気合いが入りすぎて、早く着きすぎました。スマホをいじりながら待ちます。周りもボチボチ埋まってきました。家族連れももちろんですが、カップルが多い!うらやましい!(なんで?)
最近、若さがまぶしい。
そうしているうちにやっと始まりました。
花火大会は、始まりとフィナーレが一番派手なので、見逃してはなりません。
その場所はやはりよく見えました。打ち上げ場所に近いので、とにかく大きく見える。座って見ていると、夜空に上がった花火がこっちに向かってくるようで、本当に気持ちが良いのです。
大きな尺玉は上がる時から分かります。「ひゅーっ!」と上がっていくので、「上がった上がった」と期待できます。そして大きく大きく広がると、それはそれは見事で、思わず手を叩きたくなります。
大輪を咲かせた後に余韻を見せながら、しだれ柳のように落ちていくさまが素晴らしかった。
昔ながらの打ち上げ花火が好きなのですが、派手なスターマインや、「ボ、ボ、ボ、ボ」と川から上がる仕掛け花火(?)は迫力満点。盛り上がります。
花火が始まった途端に泣き出した赤ちゃん。そうなんですよね。花火って小さい子には怖いみたいです。音がね。
地方の花火大会は素朴です。
打ち上げ時間は50分、解説とかあるから正味45分。あっという間でした。もうちょっと見たかったな。
帰り道は遠かった
帰りに氷いちご食べました。でも、700円!
高くないですか?たこ焼きもカップに入って700円。ぼったくりやん。
帰ってから夫に言うと、「仕方ないよ」とのことでした。
帰りはまた河川敷を帰ろうと思っていたのに、そっちには行けず、幹線道路に出てぐるーっと回って帰らないといけなかったのです。はあ、かなりの距離がありました。
やっとバイクの場所まで帰り着きました。疲れたけど、足は大丈夫でした。
花火大会の楽しさと警備
それにしても、花火大会は警備、誘導が大変です。警察官、消防、警備会社など、本当にお疲れ様です。ひとり一人に頭を下げたいくらいでした。このまえ、天神祭でギューギューで動けない恐怖を味わったから、ひとつ間違えると事故になるのが怖い。だから誘導が大事。警備費用がかかる。
でも、お金を払って有料席で花火を見るって、どうなんでしょうか。人それぞれだけど、私は「それはちょっと違うかも」
この大会は無かったですが、どこも有料席が増えているようですね。大曲とか琵琶湖とかPLとか、見てみたい気はする。シチュエーションが大事と思います。彼氏と行ったとかさ。(また言ってる)
ああ、行けてよかった。こんなに花火大会が好きなのですが、もっと年を取って一人で行けなくなったら、誰か連れていってくれますかね。「高齢者シート」でいいので。
「私を花火大会に連れてって」
まだ数年は大丈夫です。
*見出し画像はお借りしました。花火の写真は難しいから、はなから諦めていました。一枚だけ後で。