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認知症の日

今日、9月21日は、認知症の日。世界アルツハイマーデー。
久しぶりに、今日の新聞から、認知症関係の記事を全部拾ってみたいと思います。自分のために・・・。太字は見出しです。

朝日新聞 9月21日(土)

24面
家族ら 捜して支え合って
認知症の行方不明者 昨年 1万9039人

情報共有へ当事者が団体設立


【私】
1万9千人って、決して少なくない数字だと思います。GPS機能とか地域のネットワークとか、方策はいろいろと考えられていますが。
家族等が設立した団体は、当事者同士の情報交換などを行なうそうです。


22面
認知症とともに × ひととき

複雑な心 つづる



投稿欄「ひととき」に載った家族や当事者の思い

①認知症の両親を介護し、見送った娘さん。
「両親を長く介護 仕事辞め 湯船の中で大泣きも」

②認知症高齢者グループホームで暮らす88歳の女性。
定期的に投稿。今日、初めて掲載された。

子どもの頃から文章を書くのが好き。その掲載された投稿から。

自分なりに

「認知症がこれ以上進まないように、自分なりに努力して余生を楽しみたいと思っています」



14面  認知症とともに2024

尊厳と希望もって 共に生きる

「認知症基本法」までの長い道 
当事者や家族の声 偏見の壁崩す


【私】
認知症の人の尊厳と希望を掲げた「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が今年の1月に施行されました。

このページでは、これまでの認知症に関わる出来事や歴史、相談の目安のチェックシート、相談窓口などが書かれています。少し紹介します。

・65歳以上の高齢者のなかで、認知症の人は約443万人、認知症の前段階といわれるMCI(エムシーアイ・軽度認知障害)の人は、約599万人。高齢者の3.6人に1人。

・1972年「恍惚の人」(有吉佐和子著)で描かれたように、かつては認知症の人は「痴呆」と呼ばれ、「何もわからない」「何もできない」という偏見にさらされてきた。

・2004年、当事者のクリスティーン・ブライアンさんが来日。自分の言葉で「私たちの能力を信じて」などと発言。「痴呆」は「認知症」に改められた。

2015年 政府は、若年性認知症施策の強化などを掲げる「新オレンジプラン」を公表。

「新しい認知症観」自分ごととして

2024年「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行。

・前文には「いまや誰もが認知症になり得る状況」「『自分ごと』として考える時代」

・認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続ける。



10面 声 オピニオン&フォーラム

この投稿欄も、「認知症とともに 2024」特集です。

*急性期病院で、認知症の患者さんに落ち着いてもらう努力をする看護師さん。
「患者さんは不安。ここにいて大丈夫と思えるように伝える」

*「老老介護」で妻を介護する夫。施設入所を考えるも、その費用が高額。「蓄えがなければ、施設を選択する余地などありません」

*夫を介護する妻。二人の共通の趣味、水泳に通うことで元気になる。
「ケアする立場でも、一つでも楽しみを見つけましょう」

*14歳の中学生。祖母が認知症になったけど、なる前と変わらないことも多々ある。旅行で無事だったことを喜んでくれた。何回も同じ事を聞かれたりしたけど、今度お土産を持っていって、何度でも旅行の話をしよう。

【私】
他には、遠距離介護されて苦労された方、認知症の母との暮らしをドキュメンタリー映画にされた監督の息子さんなど、いろいろな立場の人の意見が載っています。中学生の投稿は嬉しいな。「変わらないことも多々ある」



2面 時々刻々 
認知症 ロボが支える未来


人とコミュニケーションできるロボットを、認知症ケアに活用する動きが、少しずつ広がっている、そうです。

アザラシ型コミュニケーションロボット「パロ」
背中をなでると、首をもたげて「キュー」と声を出す。学習もしていきます。

興奮や抑うつなどの行動・心理症状(BPSD)や社交性の改善、投薬の低減などに効果が確認されたそうですが、倫理的な課題もあるようです。


【私】
今度の「認知症基本法」の四つの重点目標の一つが「新たな知見や技術の活用」なんだそうです。介護の世界では、介護ロボットの活用も言われ、業務にICTを導入しての効率化などは必須です。

ケアマネジャーをしているときにも、効率化のために、iPad、音声入力などあれこれ使えと言われましたが、哀しいことに使いこなせなかった!若い人はすぐできる。


最後になりました。

同じく 2面  人物を紹介する「ひと」
「福岡を世界一、認知症フレンドリーな街に」と取り組む医師。


【私】
何をされているか、記事を読んでもよくわからないのですが、
とにかく、認知症の人も社会とつながり続ける「認知症フレンドリー社会」を目指していて、エンジニアと医療介護職と一緒にイベントを企画したりしているそうです。

 

はあ、やっと終わりました。
いろいろな記事を載せてくれたと思います。

これらの記事を通して、私の伝えたいこともあったのですが、でも、パワーがなくなったので、今日はここまでにします。なんで私はこんな自己満足なことをやっているのでしょうか。お疲れ様、自分。

あ、もし最後まで読んで下さった方がいましたら、その方に言わなくちゃ。
「ありがとうございました!」


空襲で焼けたが、復活した銀杏の木
水戸空襲は昭和20年8月2日


[認知症があってもなくても、人間としての尊厳と希望は誰にでもある]


*ヘッダーはお借りしました。夫婦、助け合って生きる。

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