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deja(詩・小説・思ったこと)
2021年6月5日 14:23
僕は次の獲物を探した。「いた。」炎の中で立ち上がり、敵である我々を撃ち抜こうと銃を構えている。しかし全ての弾が熱で暴発した後だ。動作がゆっくりでどこか滑稽だが、それがまたロボットらしさを醸し出している。「もらった!」h2000の後ろに回り込み、首にレーザーライフルを当て、引き金を引く。頭部からの信号が途絶えた身体が、制御を失って崩れ落ちる。トラックが燃えた時点で敵は丸腰だ。僕達は無抵抗のh