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Podcast_哲学する哲学対話#7「”学問は何の役に立つのか?”アフタートーク」

今回の最新回は、こちらからお聞きください。↓

今回は、第5・6回にて人類学者久保明教さんをお招きし「学問は何の役に立つのか」をテーマにお話ししていただいたことを受けて、小林と佐々木さんが二人で語るアフタートークをお送りしています。

第5回で小林が説明していたように、「学問は何の役に立つのか」という問いについては、いくらでも役に立つ仕方を応えることができるし、反対に、何の役にも立たないと応えることもできる、そのような、いかようにも応えることのできる茫漠とした問いであると思われます。久保さんが語っていた三つの応答は、人類学という立場から、学問が役立つケースのみならず、役立つということ自体を問うという役割を指摘するものでした。またそれは、小林と佐々木さんが専門とする哲学の問い方や応答の仕方との違いを示すものでもあるということが、今回の話題となっています。

今後も、小林と佐々木さんだけでなく、いろいろな方をゲストにお招きし、引き続き、学問や哲学と社会の結びつき、その可能性について考えていきます。

久保さん回まとめ/なぜ思考の可動域を広げるのか?/人類学と哲学のデフォルトの違い/y=fxの等式自体を問う人類学と哲学のxとy/真理を獲得する能力=理性/哲学とは何かを語ることと哲学を実際にすること/第一哲学は倫理学では人間以降の哲学を語れない/企業内哲学ギレルモ・コズロウスキー/「哲学とはなんの役に立つのか?」という問い方自体を変えること/「役に立つ」という問いは紋切り型/

#7「”学問は何の役に立つのか”アフタートーク」より


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