5月からの古典ゼミに新講師&一般公開いたします。
みなさま、こんにちは。ソトのガクエンの小林です。
ソトのガクエンでは、大学のゼミや読書会形式で哲学書を読む哲学思考ゼミを開設しています。そのなかに、哲学の古典をテキストにした「古典読解ゼミ」があるのですが、5月より新たな講師をお迎えし、新たなテキストを読むことになりました。
この度、新たに講師としてお迎えしたのは、スピノザ研究者であり株式会社メタの哲学リサーチャーである佐々木晃也さんです。
佐々木さんには、昨年、「【ソトのガクエンの哲学入門前夜】これさえ分かればスピノザが読める」を担当いただき、スピノザを読むことと人が生きることを接続するような哲学的な実践についてお話しいただき、ご覧いただいた方々からは大変なご好評をいただきました。当日の様子は下記のYouTubeからご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
5月から8月にかけて、佐々木講師による古典ゼミでは、スピノザ『知性改善論』(講談社学術文庫)を読んでいきます。今回のテキストについて、佐々木講師から、次のようなメッセージをいただいています。
『知性改善論』を「自分の知性をケアする技巧」として読むという佐々木講師の読み方は、哲学をただの思考トレーニングとしてではなく、私たちが実際に身体を持って生きていることや、他者と共に社会において生きていくことにダイレクトにつながる実践的な哲学の試みとしてとても魅力的であり、現代において哲学が必要とされるべきひとつの理由を体感できるゼミとなることを確信しています。
そして、これまで古典ゼミは、哲学思考ゼミメンバー限定のゼミでしたが、今回特別に、佐々木講師によるスピノザゼミを一般の方にもご参加いただけるようにいたしました。
最重要の哲学者の一人であり、極めて魅力的であるにもかかわらず、難解なテキストで知られるスピノザの本を、専門家と直接語り合いながら読むことのできるまたとない機会です。ぜひお気軽にご参加ください。詳細・お申し込みにつきましては、ホームページやPeatixをご覧ください。
また、哲学思考ゼミにご参加いただきますと、月額制で、こちらの古典ゼミだけでなく、基礎ゼミ、シネマ読書会、表現スキル思考ゼミ、大学院進学情報&原書ゼミにもご自由にご参加いただけます。これまでのゼミのアーカイブをすべてご覧いただけますし、専用Discordにて他のメンバーの方々とも交流していただけます。哲学思考ゼミのメンバーも随時募集しておりますので、興味おありの方は「哲学思考ゼミ」のページをご覧ください。
それでは、みなさまにお会いできることを楽しみにしております。