縦社会から横社会に慣れるまで
約12年前、やる気半分、不安半分で、右も左も分からず
美容師になりました。
1つ分かっていたのは、先輩から何も言われても
まずはYESマンでいること。
自分の良い悪い判断なんて必要ない社会。
先輩に足を踏まれても何くわぬ顔で仕事をする。
そんな環境が正解では無いと分かっていたので先輩たちと同じにならないよう
後輩とは仲良くしていました。
そんな社会なので後輩もちゃんと礼儀があるし、ある程度の距離感を守ってくれる子達ばかりでした。
ですがここ10年で本当に時代は変わったなと感じます。
遅刻したらみんなから無視される時代から
寝坊か?と笑い飛ばされる時代になったと。
そのせいか今の子達は平気で何回も遅刻します。
1度遅刻する癖がつくともう止まらない。
本当にやる気あるの?と、
昔はイライラしてた私も今では何も感じなくなりました。笑
自己責任なのでね。
注意する優しさもあるんだろうが今は褒めて伸ばす時代と言われる中、
こちらが時代に合わせていかないと長く社会に生き残れないのだ。
歳をとっても常に人に時代に合わせる柔軟性が必要。
先輩になったからと威張れるわけでは無いのです。
(そんなに威張りたいとは思ってないが。)
ここに行き着くまでの葛藤はもちろんたくさんありました。
後輩なのに最初からタメ口の子やら(なんせ私のお客様にまでタメ口。)
態度がでかいのは良い。でもせめてお互いの信頼関係を築いてからにしてください。
社会の秩序を正直に守ってきた(守らざるおえなかった)私からしたら
とても歯痒い時代になりました。
しかし昔のルールに縛り付けるような人間にはなりたく無いのです。
頑張れ自分。
業界によって色々違うと思うけど、
もう少し先輩に甘えたかったと思う今日この頃。
そんな奴は40になっても50になっても甘えているのかも
しれないけど、チヤホヤされてた高校時代が愛しいです。
今よりは可愛かったんでね笑
若い時には若さの特権が。
歳を重ねると人生の経験値が上がるものです。
経験値上げてこの人には敵わんな〜って思われるくらいになったら
おおいに威張ります!!
(威張りたかったのね)
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