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【詩】猛暑、それでも歩く
九月半ばなのに猛暑
しかも歩き過ぎていた
これ以上歩ける気がしなくて
目の前にあった喫茶店に入った
落ち着きのあるいい雰囲気
コーヒーの香りに大きく息を吸った
アイスコーヒーを頼んでほーっと息をつくと
ゆったりとした音楽が耳に優しく触れて
居心地の良さに包まれた
アイスコーヒーを飲みながら
しばらくぼんやりして
暑い外に出ることが億劫だったけれど
それでも再び歩きだした
好きな所へ行くために