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【療育の概念】療育と教育の違いについて


はじめに

今回は療育とは??
という内容でお話ししていきたいと思います!

放課後等デイサービスなど
発達障害を持った子供達に対しては療育!
という言葉を使います!

一方で学校では
教育という言葉を使っています!

同じ子供達に対して支援すること、教えること
なのに言葉が違いますよね?

その意味を知ることで
発達障害の子供達に必要な療育の内容がわかります!

そこを今回は
しっかり学んでいってくださいね😊

療育と教育について

先述した通り教育と療育
言葉が違えばやることも違います!

その内容について少し見ていきましょう!

教育とは

教育とは
すべての子どもを対象に学力や知識を身につけること
を目的に行われます!

対象が全ての子供達で国が定めた
必要な学力をつけることを言います!

義務教育というぐらいですから
みんなが同じ内容を学んでいくわけですね!

ただこの教育の内容に発達障害を持った子供たちは
ついていくことが難しい場合が多いです!

そのために次に紹介する
療育という概念が存在しています!

療育とは

療育とは
育は発達に特性のある子どもに合わせて行う支援のこと
とされています!

対象が発達に特性を持った子供達で
その内容はよりパーソナライズされています!

1人1人にあった支援を組み立て
行うのが療育ですね!

教育の内容に追いつけないことが多いので
そのための基盤を作るような
支援をしていくのが療育になります!

療育の必要性

教育は学習などの知識を与えていく!
そして療育は基盤を作る!

と説明しましたが
教育を繰り返し行なっていけば
発達障害を持っていても知識はつくんじゃない?

と思うことがあるかもしれません!

結論発達障害を持った子供達には
療育は絶対に必要です!

ちょっとわかりやすく
例を出して説明していきますね!

教育は家作り

家作りに例えて発達を説明することが多いです!

例えば教育の内容には
✔︎運動能力(床)
✔︎コミュニケーション力(柱)
✔︎社会性(壁)
✔︎学力(屋根)

などがあるとします!
これを家作りのように順番に積み上げていきます!

学校で順番にこれらを繰り返し習って
積み上げて発達という家が完成します!

ただ発達障害を持った子供たちは
同じように積み上げても家が完成しません!

途中で崩れて工事失敗になります!
なぜか??

発達障害の子供たちは
基礎工事が全くできていない状態です!

家を建てていく以前に
基礎工事が発達障害の子供たちは全くできていません!

なのでどんなに教育を繰り返し行なっても
積み上げたものは不安定で崩れてしまいます!

定型発達の子供たちは
ある程度基礎工事が完成しているので
教育を受けて積み上げることができます!

療育は基礎工事

先ほど述べた通りに
発達障害の子供たちは基礎工事ができていません!

つまり療育とは
基礎工事をすることです!

発達という家を完成させるために
土台の部分をしっかり作り込むことが療育です!

その手段として
✔︎感覚統合
✔︎運動療育
✔︎SST
✔︎言語療法
✔︎認知行動療法
✔︎音楽療法

などいろんな手段が世の中には存在しています!

この中でも特に
運動に関しては最重要になります!

基礎工事の主体となるのは運動です!
いろんな手段を組み合わせる中で
運動をしっかり経験させることが療育にはすごく大事です!

最後に

今回の内容を聞いて
少しは療育について理解が深まったんじゃないでしょうか?

療育とは基礎工事!
発達させるための基盤を作ることです!

その手段としていろんな方法があり
特に運動は必須で経験させないといけない分野です!

これをしっかり意識して
発達させるための基盤を作っている!

ということを忘れないように
日々療育をしていきましょう!

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