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精神科と心療内科と、私からあなたへ

私は最近、研究に対するやる気が枯渇してしまった。

研究室に行くのがきわめて億劫になり、行けない日が続き始めた。現在も続いている。

これはおかしいと思い、心を診てもらうことにした。

どこで診てもらうかを調べる中で、精神科と心療内科の違いが自分なりに分かったので、参考にしてほしい。あくまで私の理解なので、参考程度に。

精神科

精神科は、心を病んだ時に行くべき所という認識で合っていると思う。鬱や統合失調症など、いわゆる精神疾患を診てもらう時である。

今の私の場合も、こちらに当てはまると思う。こちらだと断言できない理由は後述する。

心療内科

心療内科は、心を病んだ時に、体に出ている症状を診てもらいたい時に行くべき所だと認識している。

私は高校時代にストレスのせいか胃腸が弱かったが、そういったものを診てもらうなら、こちらの科だったのだろう。

いわゆる「心因性」のものを診るのは、こちらだと思う。

両者が一体となっている場合も

そもそもだが、精神科と心療内科が一体化している場合もある。

私の通院している所はこのパターンだったので、私の行くべき科は精神科「だろう」という認識になった。

最後に: 私の現状と、あなたに向けて

医師が言うには、私はうつ状態に陥っているらしい。うつ病とまでは言われていない。

現在の私は、研究室に行けなくなる前は遅刻しがちになっていた事と、とにかくやる気が出ないこと以外に、それらしい症状は自覚していない。

希死念慮も無ければ、食事と睡眠も普通にとれるし、不意に涙が出ることもない。

しかし、薬を処方される程度には心がやられていたらしい。その薬で、ドーパミンを司る神経を活性化するとか何とか。

幸いにも、私はやる気が出ない時に耐えてしまう力がなかったので、軽いうちに対処できている。

「病い上手の死に下手」という言葉もあるように、私の体にはシグナルがすぐに出て、それを無視できない性分だから助かっているのだろう。

ところで貴方も、何かを無理して頑張っていないだろうか。これ以上頑張りたくないという心の声があるのなら、聞いてあげても良いのではないか。

気のせいだと突っぱねるのは、一度診てもらってからでも良いのではないか。仮に、本当に大丈夫だという医師のお墨付きがあれば、不安を見て見ぬふりをせずに済むのだから。

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