愛されたがりで面倒くさい私へ│陰キャJKの独り言
こんにちは。
最近朝起きた後、寝癖がとりっぴい化している陰キャJK、みけです。
前提として、私って基本的に、異性から見たら可愛げがない女子だと思うんですよね。
ちょっと男子っぽい気質があるのかも。
しかし、そんな普段女の子女の子してない、可愛らしくない私でも、愛されたい欲が暴走して、頭の中メンヘラになっちゃう時が時々あるわけです。
そして最近気づいたけれど、
私ってわりかし人に対して愛が重いのかも。
「陰キャでメンヘラ…??事故物件やん…!!」
まぁ、そうです。(笑笑)
それでも何とか生きていけています!(^o^)
今回は、「生粋の愛されたがりなめんどいやつ」である私が、
・メンヘラなら共感できる、メンヘラあるある
・『愛されたい』って思うことって別に悪いことじゃないよね
これらを届けられたらな、と思います。
愛されたいのに誰も愛してくれなくて寂しいあなた。
ただ純粋に愛してただけなのに大好きな人から「重い」「メンヘラ」って言われて落ち込んでいるあなた。
ちょっとそこで待っててね!
今すぐ全肯定してあげるから!!笑
○私がメンヘラっぽくなっちゃった経緯
まず結論から言います。
多分、私は「アダルトチルドレン」というものが関係しているのではないかと思っています。
と言っても、私の詳しい生い立ちとか過去とか、今まで話したこともなかったんですが、今回はお話しようかと。
まあ、端的に言うと、私の家庭はあまり家庭環境が良くなかったわけです。
(※重い話でごめんなさい。もし不快でいらっしゃれば読むのをお控えください。)
母と父が私が5〜6歳の頃からよく喧嘩していて、時には警察沙汰になりそうだったこともありました。
そして、最近ではついに離婚。
父親は突然何も言わずに家を出ていってしまいました。
さらに、うちの家庭は教育熱心で、高偏差値の高校に入り、高偏差値の大学に入り、有名企業に就職することこそ至高の幸せ、みたいな、レールの敷かれた安定した人生こそ尊い、という価値観を持っているわけです。
それ自体が別に悪い、という訳では無いにしろ、「いい高校に入れ」
「偏差値は70以上が絶対条件」
「いい大学に入れ」
「〇〇大学以下に入ったら許さないぞ」
というように、それを必要以上に強制してくる家庭でした。
さらに中学生時代のクラスの雰囲気はあまり良くなかったので、元々コミュ障な私は、勉強というツールで周りに舐められないようにするのに必死でした。
こんな過去から、
『私には勉強しか価値がない』
『勉強ができる私しか愛してもらえない』
という強迫観念が生まれ、
中学生時代の定期テスト勉強期間では、ちょっと汚い話ですが、お風呂にも一切入らず1日10時間以上、睡眠時間を削りながら勉強していました。
兄に思い出話としてよく語られるのが、
「1位取らないとクラスの皆に袋叩きにされる〜!!」と泣きながら勉強してたらしいです笑
今思うと、その定期テストでの1位という順位への執着度合いが異常でしたね。
1位になれなかった暁には、家の中で泣き叫ぶ、わめく……汗
自分でも恥ずかしくなるくらい醜態を晒してました。
……という具合に、
おそらく私は、
「人から無条件に愛してもらえる」という体験をしてこなかったために、
何処かで
「どんなに夫婦で愛を誓いあっても数年経てばすぐに仲が悪くなるものなのかな」
「私って人から条件付きでしか愛されないのかな」
「愛なんてそんな軽いものなのかな」
「私に価値がないから愛されないのかな」
「頭が悪くなったら捨てられるかも」
という思い込みがどんどん強くなっていった結果、
「いや、私は無条件に誰かから愛してもらえる人間なんだ!」
「愛はそんな汚いもんじゃない!!」
という愛を渇望する欲による反動で、他人に対して依存体質になったり、人に過度に期待して裏切られると必要以上に傷ついたり…と、
「どうして皆、私の愛されたい。を受け入れてくれないの…?」と思うようになり、周りからあまり人がいなくなりました。どんどん面倒くさく扱いづらい人間になっていったわけです。
○『愛されたい欲』が暴走してしまった過去
先ほどの見出しで申し上げた通り、
中々のメンヘラちゃんというか、扱いづらい人間になってしまっている私。
現在進行系で、愛されたい欲が暴走してしまったが故に大切な人との関係が今にも途切れそうになっています。(泣)
今でも鮮明に覚えています。
あれは高校2年生の9月辺り。
うちの高校は、それぐらいの時期に文化祭をやるのです。
そこで私が文化祭クラス委員をやっていたこと、絵や工作など、装飾関係がわりかし好きだったこと。
これらを理由に、クラスの出し物の内装や外装は、私が自動的に中心となって行うような雰囲気になりました。
しかし、これがもう思い出したくないほど大変でした……!!
皆、部活で忙しいとは言え、全然手伝ってくれなくて……!!超がつくほどの他力本願なわけです!(泣)
手伝って、って言っても全然見向きもせずに自分の勉強しているような感じで……(あせあせ)
そんなときに「大丈夫?」と手を差し伸べてくれ、その子も絵を描くのが好きということもあり積極的に手伝ってくれた子がいたんです。
自分が辛いとき、手伝ってくれたり、自分の悩みを聞いてくれたり。
さらには、その子と特に仲良くなり始めた原因として、その子と少し家庭環境が似ていたんです。
その子も、親が過度な教育熱心な人だったらしく…。(進学校あるあるかも??)
時にはお互いの家庭環境への愚痴を言い合うなどしている内に、途中で奇跡的に席が隣になったこともあり、ものすごく仲が良くなりました。
「もしかしたら、これが私の追い求めていた『親友』というものかも…!?」
昔からツーカーな仲、親友、ニコイチという関係にものすごく憧れていた私。
やっと手に入ったかと思いきや、全くそんな事はありませんでした。
といっても、私が原因なのですが。
………今だに後悔していますが、私が「愛されたい」という気持ちを暴走させてしまったのです。
その子は、物凄く人懐っこく、コミュ力お化けな子で、沢山の人から好かれるいわば人気者でした。
見る度見る度、私ではない誰かと、仲良さそうに談笑しているのです。
そして、移動教室のときも、「一緒に行こ?」って可愛らしく言えればいいのに、
あの子のおそらく一番の友達なのであろう他の子と、その子とが一緒に楽しそうに話しながら次の時間の教室に移動していくさまを、羨ましそうに見ることしかできませんでした。
私って寂しがりやなくせに、プライドばっかり高いんですよ、ホント。
誘ってほしいくせに、自分から誘うのは嫌というか、嫌がられた時に傷つくとかいうつまらない自分のプライドで、素直になれなくて……。
いつまでも消極的というか、受動的というか…。
相手から施されるのを待っていることしかできない人間なんです…泣
何なんでしょうね…本当に。(笑)
さらに、私がある時、精神的にちょっときちゃって、学校を休んでしまったんですけど。
その時に、全く心配されなかったんです。
「いや、皆忙しいんだよ!!」
「お前中心に世界は回ってるんじゃねぇよ!」
これを読んでいる方にそう思われるかもしれませんし、今の私も、何やってんだよ、ってなります。
けれど、当時精神的にストレスだらけだった私からしたら、おそらく普段以上に見放された感を強く感じてしまったんだと思います。
そこで、今だにこの認識は合っているのか、間違っているのか分かりませんが、こう思ってしまったんです。
『あぁ……あの子はきっと、私が誰でも、友達がいなさそうだったり、困っていそうだったりする子に優しくできる子なんだろうな』と。
つまり、
『あの子は私のことが好きだから一緒にいてくれたっていうよりは、あの子が優しいというだけだったんだな』
『ひとりで居て可哀想だな、と思われていたから、話しかけてくれただけだったのかな』
『私のことなんて、そんなに好きじゃないのかな』
『私にとってあの子は紛れもなく特別な存在だけど、あの子にとっては私はきっと、クラスメートの一人でしかないんだろうな…』と。
あれですよ、よく言う「優しくされて勘違いしちゃった」、ってやつです。片想いか〜い(笑笑)
いやぁ…こう客観視してみると、自分でも笑えますよね。(笑)
陰キャあるあるじゃん。(笑笑)
そして、愛されたがりで寂しがり屋なくせに、プライドばっか高い私は、こんな行動に出ます。
まさかの、拒絶し始めるんです(!!)
まぁ…いわゆる無視、とも違う……
あの子の前から静かに消えたんです。
私は、MBTIがINFJ(時々Pの時もある)であることも起因しているのか、いわゆる、悪名高きドアスラム(?)というやつです…。
そして、私は段々と学校に足が向かなくなり、何週間かだけ不登校になりました。
自分の感情も、不登校になった原因も、今でもなお、よく分からないのですが、
おそらく、心配されたかったんだと思います。
こんなことをしても、きっとあの子ならまた笑って話しかけてくれるんじゃないか、
「大丈夫だった?」って、心配してLINEをくれるんじゃないか。
そんな、人にしてもらうことばかり考えてしまうんです。
ですが、もちろん拒絶するような人間に対して、前と変わらず優しくしてくれるわけない。
それでももしかしたら…!って期待を抱いて、何度も何度も相手に希望を抱いても、打ち砕かれるだけ。
『あぁ……やっぱりあの子の私への友情って、そんなもんだったんだな…』
自分から愛されることを拒んだくせに、相手から拒絶されたように感じてしまって……
自分が悪いんだろっつーの。
おそらくその時の私の心情は、こんな感じだったと思います。
『期待して裏切られるくらいなら、愛しても愛されないくらいならこっちから裏切ってやる』
『別に私だって、いや、私の方が?あなたなんて居なくても別に楽勝だし??』
『あなたばかりが人から求められてる立場だと思わないでよ』
『私だって…独りにされてるんじゃなくて一人でいることを望んでるんだし、可哀想とかいう生ぬるい同情しないでよ!!』
今思うと、決して全く心配してくれなかったわけではなく、あの子もあの子で、「私があの子をもう一度信頼するチャンス」を何回もくれていた、
つまり、めげずに優しくしてくれていました。
こんな感じで、私は優しくしてくれたあの子の、何度だってめげずに差し伸べてくれた手を、自分の醜く弱い部分をつい守ろうとしたために、それを何回も何回も振り払ってしまったわけです。
いやぁ…今自分で文字を打っている最中にも、なんて自分は弱くて愚かな人間なんだ……。
凄く、凄く、情けないです。
ですが、もう過ぎてしまったこと。
私はおそらくこの先ずっと、あの子には一生返すことは出来ない恩を、ずっと胸に抱えて生きていくんだろうなと思います。
○愛されたいって、よく考えると自然じゃない?
自分の「愛されたい」という欲のせいで大事なあの子を傷つけてしまい、さらに自分の首をも絞めてしまった私。
ですが、もちろん、私はあの子を責める気持ちも、憎む気持ちも一切ありません。
ですが、時が経ってよく考えて、考えて、考えた先に思ったのは、
自分が悪いけれど、そんなに追い詰めなくてもいいんじゃないか??ということ。
私のこの、
・プライドが高い
・寂しがり屋で孤独を感じやすい
・常に相手の一番じゃなきゃ嫌
・愛されたがりで自分はその癖相手をちゃんと愛せてるかって言ったら微妙
・結局自己保身に走ってしまう
・自己中心的
・相手に愛されてるのか、裏切られてないか常に疑ってしまい、信じられない
・独占欲が強く、自分以外本音を言うと見ないでほしい
・他人に対して依存体質
これらの特徴が、どうしてなのかを考えようとネット検索した所、先ほどのアダルトチルドレンという検索結果に繋がったわけです。
その検索サイトに載っていた言葉で、こんな物がありました。
『人に過度に愛してもらうことを期待してしまったり、人を信用できなくてすぐ疑ってかかったり。あなたを愛されたがりで人から面倒くさいと思われるような人間にしているのは、すべて小さい頃の、「あなたを苦しめた過去」であり、あなた自身はきっと、人を純粋に信頼して愛せる素敵な人なんです。だから、人から好かれないのは、あなたのせいではないんですよ。
だから、自分を責めないであげてください。
きっと、あなたは変われますよ。』
それを観た瞬間、涙が止まりませんでした(笑)
あぁ…こんな事してしまった私だけど、ずっと自分を責め続けなくていいのかもな…と。
今からでも生まれ変われるかもしれない…と。
何だか物凄く肩が楽になって、
生きる気力が湧いてきて、学校にも徐々に行けるようになったんです。
○メンヘラだからって、直そうと頑張らなくていい。
今回取り上げた「愛されたい」という欲。
これは忘れてはいけないのが、
大小あれど愛されたいという欲を持っていない人はいないんだよ、
つまり、「メンヘラ」とか茶化してくる人がいるかも知れないけど、その人だってあなたと同じように愛されたいんだよ、ということ。
だから茶化してくる人がいても、耳を貸さなくていいよ。
さらにこの手の問題は、私のような幼少期の出来事や家庭環境など、複雑な問題が絡み合って愛されたがりな人格が形成されている場合が多くあります。
ですから、今回声を大にして言いたいのは、
『これからも愛されたいって思っていいんだよ。』、
『愛されたがりなのは、決してあなたが悪いわけではないんだよ。』、
『いつかあなたの愛されたいという欲を、喜んで満たしてくれる、あなたを大好きになってくれる人が、絶対にこの先の未来で現れるはずだから、ずっと孤独なわけないから寂しがらなくて大丈夫だよ。』
ということ。
大丈夫!!
陰キャで、色々拗らせてて、容姿も優れてるわけでもなくて、ついでにメンヘラで。
そんな欠点の欲張りセット!
欠点のバラエティパック!
欠点、詰め込んじゃいました♡みたいな、
現に過去に優しくしてくれた人のことを傷つけてしまったような最低人間でも、ちゃんと今日も生きられてるよ!
あなたは、生きるにふさわしい人。
愛されるにふさわしい人。
寂しいのは今だけ!
これから絶対誰かに溺愛されるよ!!
どうか、どうか、自信を持ってください。
これから、ゆっくりゆっくり、人を傷つけないために、ちゃんと愛せるように、一緒に変わっていきましょう!
○まとめ
以上、「メンヘラちゃんの味方よ」答弁を終了いたします。(笑)
期待してすぐ裏切られて、
まぁ、勝手に期待してるだけだけどさ、
こんな辛い世の中だけど、
お互い頑張ろうぜっ!!!
じゃあねーー!!バイバイっ!