モンゴル名物「羊の丸焼き」

画像1 中国出張に行くと、時々モンゴル名物「羊の丸焼き」を御馳走してもらえる。店前では、子羊たちがグルグルと火炙りにされ続けているという、羊にとっては悪夢のような光景が繰り広げられている。
画像2 炙られる子羊にはタレが次々と塗り重ねられ、空腹に効く芳しい香りをあたり一面に漂わせる。
画像3 この店舗では、モンゴル名物らしくゲル風のテントの中で食べることができる。ただ、入り口のギラギラとした電飾については、色を除けばいかにも中国っぽい感じだ。
画像4 テントの中で前菜をつまみつつビールを飲み、歓談を楽しんでいると、先ほどグルグルと炙られていた羊の丸焼きが運ばれてくる。
画像5 まず最初に、その場で一番偉い人がナイフで背中を十字に切るのが礼儀だ。
画像6 最初の儀式が終わったら、いよいよ羊の丸焼きを食べられる。数時間かけてじっくりと焼かれた肉は、外はカリカリの皮、内は肉汁滴るジューシーさで、スパイスのおかげか羊特有の臭みも全くなく、まさに絶品だ。
画像7 テントには、ときどき流しの歌手がやってきて、お金を払うと歌ってもらえる。中国語で何を歌っているかは分からないけれど、異国情緒をなかなか楽しめる。
画像8 テントの表の広場では、他の客たちがグルグルと踊りまわっている。食後はこれに参加するのも楽しかった。コロナ等もあって長期間中国出張にも行っていないが、そろそろまた食べたくなって写真を見返していた。また行けるようになったら参加したいなぁ…

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