マガジンのカバー画像

WONDER journal

11
未来のいのち、死者のいのち、山川草木のいのちなどへの"みかた"や考えをめぐらせるきっかけになるような、アートやデザイン、クリエイティブな事例をお届けします。
運営しているクリエイター

#いのち

いのちを経済とデザインの中心に置き直す: Life-Centered EconomyとDesignの潮流

いのちを経済とデザインの中心に置き直す: Life-Centered EconomyとDesignの潮流

コロナウイルスはこれまでのわたしたちの社会の限界を明らかにしました。人と自然の分断・対立は今回のコロナ禍の背後にある大きな問題です。
同じく浮き彫りになった問題に、「いのち」か「経済」か?という問いがありました。経済を回し続けるのか、それを止めて(例: 飲食店を閉める)でも感染を防ぐのか。一方医療人類学者の磯野真穂さんはこれに対して、反論を唱えていました。

コロナにかかって亡くなりやすい人たちと

もっとみる
鶏の解体を通じて学ぶ、いのちを奪うこと・食べること

鶏の解体を通じて学ぶ、いのちを奪うこと・食べること

👹👹 この記事には鶏や鹿の死体、解体されている風景の写真が掲載されています。気分の悪くなる可能性のある方は、閲覧にはご注意ください👹👹

こんにちは、Deep Care Labの川地です。

先日、関わりのある会社のメンバーと京都の美山まで、鶏の解体体験をしに行きました。
ひとことで言えば、「生きるための知をはぐくむ」学びのあり方を模索している仲間たち。「自分たちが学びたいことをラフなノリ

もっとみる
あらゆるいのちへのケアする想像力を。Deep Care Labの設立のお知らせ

あらゆるいのちへのケアする想像力を。Deep Care Labの設立のお知らせ

本記事は元記事からアカウントの統合・整理のため転載しております。

先日、Deep Care Lab (DCL)という、一般社団法人を立ち上げました。川地真史と田島瑞希の2名による共同創業となります。「あらゆるいのちへのケアする想像力をはぐくむ」というパーパス(存在目的)を掲げ、複雑な課題に対峙するため研究と実践をかさねていきます。

本稿では、設立にあたりどのような問題意識をもっているのか、何を

もっとみる