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DEEP案内編集部note

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DEEP案内編集部noteのうちテーマの定まらないもの、その他適当にお届けするコラムや時事ネタ等
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記事一覧

【ユーチューバーはムズカチイネ!】巷で言われるYoutubeの「DEEP系動画」という括りの意味を考える

ここ最近はあまり調子が宜しくありません、DEEP案内編集部の逢阪です。かれこれこのサイトを始めて17年経ちましたけれども、その間に社会も世間も色々と変わっていきました。そんな中でウチのようなサイトなんて最早“古典”だの“遺跡”だの言われそうなレベルの代物に成り果てた感がありますが、それでも根気強く当編集部の記事を読んで下さっている方々には感謝の念しかございません…

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【壮絶】香川県丸亀市・丸亀駅前の遊郭跡に佇む「一寸島神社」境内を占拠するバラック群(2011年)

丸亀駅の真ん前に広がる元遊郭の道を突き当たった所に一寸島(いつくしま)神社がある。ここがまた強烈なビジュアルで、一目見た瞬間に開いた口が塞がらなくなる。 なにせ神社の参道がこの状態だ。境内の参道両側にバラック家屋が隙間なくびっちり詰まっているのだ。本来は神聖なはずの神社の境内が、どうしてこうなった?!

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【熊ん子】うどん県の激廃れ盛り場!高松市百間町「華下天満宮」と路地裏飲食街を観察する

四国に来ると思いの外びっくりするのが、中心部の商店街がやたらと栄えていることである(但し徳島は除く)。高松・松山・高知といずれも周辺地域から隔絶された都市圏だけにその場所に人が集まるからなのだろうが、とりわけ目を見張るものがあるのが高松市の中心部に存在する「高松中央商店街」… なんか物凄く場違いなほどに豪華なガラス張りのドームが商店街のど真ん中にブワーッと広がっていて、そこからアーケード商店街が縦横無尽に走っている。足元を見ればシャレオツでセレブなブランドショップが軒を連ね

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【ほぼ廃墟】天国に一番近い飲み屋街・高松市琴電片原町駅前「パラダイス通り」を見てきた(2024年)

所謂“戦後のドサクサ”から続いてきた昭和の飲み屋街というものも、全国の街から急速に姿を消し始めている。建物の老朽化が先か、店主の寿命が先か…そのボーダーラインとなるのが現在の2020年代で、これを過ぎると加速度的に街が変貌していくのではないか、というのがこちらの見方である。限りある時間の中で、どれだけその姿を目に焼き付けて帰れるか、我々のような“裏街歩き”人種のフットワークが試されている。 やってきたのは四国は香川県の県庁所在地、高松市の中心部に位置する一画である。高松には

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【コア読者向け記事】DEEP案内編集部便り / 2024.6

夏の到来を前に既に夏バテ気味でくたばりかけているDEEP案内編集部でございます。2024年の夏も殺人的な猛暑に見舞われるとの予報だそうで、この時期になると街角に出掛ける機会もどんどん減って参ります。最近はあまり新ネタが提供できずに心苦しいばかりです。 さて、今回はDEEP案内読者の皆様にいくつかお伝えすることがございます。

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【インスタ蝿スポット】神奈川県平塚市、東海道新幹線の車窓から見える三角屋根のカラフル住宅群「湘南日向岡住宅」を見に行った

東海道新幹線に乗って出張する機会の多い一部のサラリーマンにとって、道中の新幹線の車窓から見えるお馴染みの景色と言えば富士山だったり「727化粧品」の看板だったりする訳だが、それに加えてよく知られているものがある。 これは東海道新幹線下り列車の車内からその風景を撮影したものである。新横浜駅を出て10分足らずで進行方向右手に現れる、小高い丘の上に色とりどりの外壁を持った三角屋根のメルヘンチックかよと思うような妙ちくりんな戸建住宅がびっしりとへばりつく住宅地の存在。

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【クリエイター向け記事】個人事業者である作家があくどいギョーカイ人に喰い物にされずお金をもらうために考えるべきこと

前回執筆した、テレビドラマ原作漫画家の自殺騒動に関して書いた記事が予想外に多くの反響を頂いている。当方も普段は本業である“街歩きネタ”ばっかり、この場所でしこしこちまちまと書いておりますが、かつては単行本を出したり出版社と仕事を共にしたこともある身ですので、この顛末に関しては“もしかしたら我が身にも起こっていた出来事かも知れない”と身近に感じたこともあり、非常に関心が高いわけです。

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【おテレビ様】ドラマ原作漫画家自殺騒動、ギョーカイ人の傲慢が招いた悲劇に一言物申す!

2024年1月29日、漫画家「芦原妃名子」さんが栃木県内のダム湖で変わり果てた姿で発見され、それが日本テレビが放映していたドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、その脚本を巡ってテレビ局側とトラブルになっていたことが明らかになった。ドラマ自体は2023年10月からの全10話構成で、12月24日放送分が最終話となっていたが、このうち9話・10話のみが当初の脚本家ではなく原作者が直接脚本を担当する形に変わっていた。 原作は未完作品で執筆中であること、それゆえ原作への影響がないよう

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【京都地裁】死者36名、史上最悪の京アニ放火殺人事件の被告「青葉真司」のツラを裁判傍聴で拝んできた

2019年7月18日午前10時31分、京都市伏見区桃山町因幡「京都アニメーション第1スタジオ」の敷地に突然男が乱入、携行したガソリンの入ったバケツをぶち撒けて放火、その火は瞬く間に3階建ての第1スタジオの建物全体に爆発的に燃え広がり、建物内にいたスタッフは我が身に何が起こったかを理解する間もなく、猛炎に包み込まれた。 死者36名、重軽傷者33名、単独犯としては明治以降の近代日本では“津山三十人殺し”を超える人数の犠牲者を出した史上最悪の「京都アニメーション放火殺人事件」であ

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天下のアッー!クホウッ!(悪法)“LGBT法”成立で騒がしい傍ら、大阪市内の名門ハッテン場が続々閉鎖、難民発生で喘いでいる件

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【西城秀樹が育った街】かつて広島駅前にあったもの…戦後の闇市時代から生き続けてきた「愛友市場」とその跡地

“遣唐使”ならぬ「検討使」との呼び名も高い現在の日本国首相・岸田文雄の地元(本人の出身地は違うけど政治家用語として)、広島市…またの名を「平和都市ヒロシマ」。“世界で唯一の被曝国家”、“過ちは繰り返しませぬから”、と毎年8月にこの国では重苦しい“贖罪”の言葉が連なる。一億総懺悔、敗戦の傷、人類史上初めて原子爆弾が落とされた街…さて今年は広島が地元の岸田首相の意向が色濃く反映されたせいか、2023年5月に「広島G7サミット」が行われる予定だそうですが… 今を遡って2011年1

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【表現の自由】インターネット上に「部落」コンテンツを載せる事の意味について考える

我々がサイト開設以来、一貫して続けてきたテーマである「裏街歩き」…人々が住まう街には必ず“光と影”があり、その“影”の部分に焦点を当てた街ネタレポをネット上に書き連ねてきた。前身のサイトの頃を含めると、もう18年にもなる。“古参”もいいところだ。 まだスマホも普及しておらず、ごく一部の人間のみがhtmlだのCGIだのFTPなどを勉強した上でなければネット上で情報発信することができなかった2000年代初期の混沌としていた頃のインターネットを知る頃から、我々はそういった“情報発

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【追悼企画】石原慎太郎が教えてくれた「三国人」という言葉

世間が新型コロナウイルスのオミクロン変異株の猛威に晒され、連日過去最大の感染者数を記録している最中の2022年2月1日、元東京都知事で作家の石原慎太郎が89歳で亡くなったとの訃報が飛び込んできた。 思えばこの人が都知事をやっていたのも10年前までの話だ。その後は猪瀬直樹、舛添要一ときて、今の小池百合子。“悪名は無名に勝る”ではないが、よくよく評される“タカ派政治家の代表格”として“歯に衣着せぬ物言い”で敵も多く作ってきた人である。周囲との協調を重んじて結局何ら思い切った事も

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【取材裏話】J-POPジェネレータでは絶対に再現できない「君に再び出会えた奇跡」の瞬間

コロナ禍が終わらぬまま過ごす事になった、とてもめでたい気持ちにもなれない年越しのひととき、皆様どう過ごされたか知りませんけれども、とりあえず大晦日の夜は何もなくともどこのお宅においてもNHKの総合テレビにチャンネルを合わせて「紅白歌合戦」を見るのがこの国の人々のならわしになっている。毎年お馴染みだったはずの国民的歌番組は第71回目にしてコロナウイルス感染拡大防止を理由に「無観客開催」となる異例中の異例の事態。あらゆる意味で世にも異様な光景が見られたのだ。それで出場する歌手がジ

¥150