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また大阪か!(大阪市内編)

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大阪府内編→ https://note.com/deepannai/m/m64905fc8b8de また大阪か!なんやワレ!文句あんのか! (こちらのマガジンは大阪市内編です…
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記事一覧

【電波張り紙】JR京橋駅から東へ「城東区蒲生・新喜多」の気が抜けない散歩道【バラック小屋】

大阪の中でも「京橋」と言えば、大阪市内屈指のターミナル駅の一つとしてそれなりの知名度を誇っているはずの場所だ。大阪と京都を結ぶ京街道の起点にあたる昔からの交通の要衝、そして現代では京阪電車とJR線(大阪環状線、片町線)、地下鉄の駅があり、大阪市内から郊外・京都方面へ繋がる電車が発着し、多くの通勤通学客を運んでいる。 …とは言え、京橋駅の改札を出てくると相も変わらぬB級感が漂ってくるのは何故だろうか。少し離れたところに大阪ビジネスパークがあって、オフィス街としての側面もあるは

¥250

【梅田一極集中】大阪駅前最後の一等地うめきたに誕生した「グラングリーン大阪」が意識高すぎてついていけない件【モルゲッソヨ】

2024年9月6日、JR大阪駅前最後の一等地といわれる「うめきた」エリアの再開発事業における目玉、大型商業施設やオフィスビル、都市公園が渾然一体となった複合施設「グラングリーン大阪」が“先行まちびらき”となった。当方も大阪人のはしくれとして昭和・平成の時代から梅田の一等地を眺めてきた立場として、街の歴史を塗り替える超大型再開発事業の仕上がった姿を一目見てやろうと現地へ赴いた。 さて、大阪駅前すぐのこの土地と言えばかつては「梅田貨物駅」が存在した場所として、長らく都心の一等地

¥260

【危険地帯西成】やっぱり怖いドヤ街釜ヶ崎「西成区太子」で放火殺人発生!無惨な事件現場を見る

もう随分と前からのことだが、かつては「日本一のスラム」だとか「危険地帯」だとか「ヤクザの巣窟」だとか散々言われ続けてきた大阪市西成区の簡易宿泊所密集地帯・釜ヶ崎(通称あいりん地区)、昔を思えばすっかり気が抜けたかのように“普通に歩ける街”として認識され、観光客が平然とウロウロするような空間に変わってしまった。ヤクザが街から居なくなったとか、ホンマにヤバい連中が高齢化でみんな死んでしまったとか、理由は色々と言われてはいるものの、じゃあ今では他の普通の地域同様、全く安全安心に過ご

¥170〜
割引あり

【梅田の明暗】大丈夫か?!大阪駅前の一等地なのにテナントガラガラでヤバい謎のビル「イーマ」と「ブリーゼブリーゼ」を見に行った

うめきた再開発計画が絶賛進行中の、大阪屈指の繁華街「梅田」…その総仕上げとなる「グラングリーン大阪」とやらの“先行まちびらき”が間もなく9月6日に行われるそうで、まあなんとも騒がしくなっているようですが、その一方で同じ梅田・大阪駅前にあってもロクに人も寄り付かず閑古鳥が鳴いている残念な商業ビルが存在している。 大阪駅前の一等地、阪神百貨店の裏手にあり、サラリーマン天国「大阪駅前ビル」に囲まれるようにぽつんとそびえるこちらの建物…随分前からテナントが空洞化しまくっていてヤバい

¥250

【梅田一極集中】これは令和最新版“アリバイ横丁”か?!JR大阪駅前に爆誕した「KITTE大阪」と「イノゲート大阪」を見物する

ニッポンの都市圏の話をすると“東京一極集中”なんてことははるか昔から言われ続けているようなもので、今更過ぎる。それはともかくとして、関西の中だけで考えるとここ近年は急激な“梅田一極集中”が起きているのではないかという声も大きい。やはり現在進行中の“うめきた”再開発が過去に例のないインパクトで、これが一段落した頃には関西都市圏としてのヒエラルキーは大阪の梅田を唯一の頂点として、他の地域は二番手三番手に甘んじるどころか、没落の危機すら迎えるのではないのかとすら思える。 そんなわ

¥290

【常勝関西】ここが関西のリトル信濃町や!三色旗はためく「大阪上本町」の“学会村”を歩く(2018年)

日本国内の新宗教としては最大の信者数を誇り、政権与党の一角の強力な支持母体として全国で活動を続けている宗教法人「創価学会」の本拠地と言えば、東京は新宿区の「信濃町」である事はよく知られている。しかし日本第二の都市である大阪市内においてそのような地域も同様に存在する事は、あまりよく知られていない気がするので、大阪DEEP案内が紹介させていただきますね。 近鉄大阪上本町駅最寄りの一帯となる大阪市天王寺区東高津町、餌差町、味原本町、小橋町といった一帯には創価学会施設がやたらと密集

¥200

【天王寺区】戦後のドサクサ闇市から再開発で生まれた昭和空間「うえほんまちハイハイタウン」を見る(2018年)

大阪市内には終戦直後からあちこちで非合法の「闇市」が勃興し、その名残を留める場所がいくつもある。鶴橋駅前にある商店街なんかはその最たる例だが、そうした闇市跡が再開発されて生まれ変わった場所もいくつかあり、梅田には「大阪駅前ビル」、そして近鉄電車のかつての終着駅だった上本町には… 「うえほんまちハイハイタウン」というビルがそびえている。昔も今も上本町のランドマーク的存在。この建物が戦後のドサクサ状態だった上本町駅前の一等地を近代的な街並みに変貌させた。

¥180

【大阪人も知らない大阪】南港の最果て「かもめ埠頭」にあった海水遊泳場の跡地と、屠場の隣で食える孤高の肉カレー

昭和生まれの中年リアル大阪人であれば、一度は子供の時に家族で連れ立って行った事がある場所の一つとして南港の外れにある、通称“南港プール”こと「大阪南港海水遊泳場」が思い浮かぶだろう。しかしあれがある場所は同じ南港は南港でも、離れ小島のようになったド外れの「かもめ埠頭」と呼ばれる一角の最果てにあり、この海水遊泳場が2005年の夏を最後に閉鎖した後は全く行く用事もない場所になってしまった。 ふと気になって最近この場所に足を運んでみた。海水遊泳場は閉鎖された当時のまま、受付の建物

¥270

【大阪の商店街】名門九条OS劇場が消えた、生活感溢れる下町アーケード「キララ九条商店街」を歩く

大阪の中でも「九条」という地域の名前を聞いて思い浮かべるものと言ったら、当方のような心の汚れた人間にとっては「九条OS劇場」だの「松島新地」だの、ひたすらピンク方面のアレしか出てこないので、もうオチも出ないのだが、そう言えば最近この地域もどんな感じに落ち着いているのか気掛かりになって、ふと訪ねてみた。 地下鉄中央線九条駅を降りると目の前の中央大通りを境に東側にナインモール商店街と松島新地があり、そして西側にはかつて存在した九条OS劇場に加えて、非常に生活感どぎつい佇まいのア

¥230

【大正区】全室DIY自由!大阪ベイエリア工業地帯の軍艦マンション「千島団地」を歩く

かつては紡績業で隆盛し「東洋のマンチェスター」の異名を誇る重工業地帯として、また港湾労働者がひしめく港町としても栄えた大阪ベイエリアの一角を占める「大阪市大正区」も、産業の衰退や環境の悪さから住宅人気には滅法乏しく、人口減少が激しい地域となっている。 しかしそんな大正区の中にある、築50年に近付こうとしている大型団地「千島団地」には、いま若い世代が続々と流入しているというのだ。ここも他の老朽化団地と同様に元の住民の高齢化問題を抱えていたはずの場所だが…ちょっくら歩き回ってみ

¥150

重工業地帯アイランド大正区最南端の街「南恩加島・大運橋通」にある激寂れ商店街

沖縄出身者とその子孫が多数暮らす大阪ベイエリアの工業地帯アイランド「大正区」を巡るレポート、前回まではサンクス平尾商店街とその周辺の街並みを見て回ったが、今回はその南隣にある南恩加島地区を見て回る。こちらも同様にウチナー密度の高い下町である。 大正区内の約4キロの区間を南北に貫く「大正通」を通るバスに乗ると、その最も南側にあたるのが南恩加島。「大運橋通」バス停で下車。大正通は大運橋交差点で西に折れ、同じ大正区の離れ島となっている鶴町方面に伸びている。

¥110

【おきナニワん】一等ガチな沖縄タウン「大正区平尾」で喰らう琉球ソウルフードの数々

沖縄出身者とその子孫が多く住む大阪ベイエリアのコアな下町「大正区」の奥地、鉄鋼・船舶関連の大工場がひしめく錆色の工業地帯、誰も見向きもしない都会の中の離れ小島のようなロケーションに、遠く離れた琉球から流れ着いた人々が世代を超えて大阪で育んだ独特の食文化が受け継がれている…ちょっとときめきませんか、そこの貴方? 前回のレポに引き続き、再び大正区南部の平尾地区に点在するガチな沖縄ソウルフードを食わせてくれる店を巡る事にする。こちらはサンクス平尾商店街近く、平尾公園の日常風景でご

¥200

【おきナニワん】本土で最も沖縄に近い街…大正区南部の激寂れアーケード商店街「サンクス平尾」

日本本土最大級の沖縄出身者集住地である「大阪市大正区」のガチなウチナータウンを知るためには、大正区の“先っちょ”でしかないJR大正駅周辺の飲み屋街を訪ね歩くだけでは不十分だ。駅に近く、お誂え向きな佇まいの沖縄酒場が密集するあの界隈は“入門編”でしかない。ガチな“おきナニワん”を堪能するならば、目の前の大正通を往来する路線バスに乗って片道3キロほど離れた区の南部にある平尾地区まで来るべきである。 大正駅前からバスに揺られる事15分。平尾バス停を降りて大正通りを東に入ると、「サ

¥130

【令和最新版】完全に中国人に侵略されてしまった大阪ミナミのガチ中華スポット「島之内」最新事情2024【飯レポ付き】

隣の超大国・中華人民共和国の影が我が国の隅々にまで及んでいる令和ニッポン。とりわけ大阪はインバウンドの熱気が再びぶり返し、黒門市場は元の活気を取り戻し、街中に中国人はおろか、あらゆる国籍の外国人観光客が溢れる都市テーマパーク状態と化している。そんな中で我々はとある動画が目に留まったのである。 中国による“サイレント・インベージョン”に警鐘を鳴らす三木慎一郎氏のTwitter(X)の投稿でこのようなものがあった。中国政府の総領事と吉本芸人の河本準一が中華民族服を来て中国化した

¥270