元気が出てくる本!「何のために」
図書館から、中村文昭さんの「何のために」(サンマーク出版・2014年)を借りて読みました。
あらすじ
中村さんは、やんちゃな高校時代を過ごし、東京に行く。
そして、たまたま人生の師匠と呼べる人に出会い、その人といっしょに働き、何をやるにしろ「何のために」それをするのか、考えることを教え込まれる。
そして、その人の元を離れて、独立。いろんな職業を経験し、今では、社会で目標を失ったような若者を連れて、北海道で農業をやらせたり、年間に300回くらい、講演で「何のために」をテーマに、全国の学校で講演をしているようです。
成績の優秀な学校よりも、そうでない学校の生徒や先生から、ぜひ、話をしてほしいと依頼があるんだそうです。
ちなみに、中村さんの「何のために」の答えは、人を喜ばせるため。
これが、中村さんの行動基準のようです。
感想
なんか、読んでいて、講演で大人気なのが、わかるような気がします。
話がすごく面白い!また、あらゆるエピソードが感動するというか、考えさせられるんですよね。
中村さんが、現代の「寅さん」と呼ばれている理由もわかる。
今の世の中、学校でも会社でも、成績や給料でランク付けさせられていて、いつの間にか、何のために、それをやっているのか、皆、見失っているような気がします。
私も、自分の子供と一緒に、この人の講演を聞きに行きたいと思いました。
その前に、「何のために」という映画も作ったみたいだから、それをTSUTAYAで借りて、子どもと観ようかな。
ちなみに、自分の「何のために」(行動基準)は、人の役に立つため。大きくいえば、日本に貢献するため。
歳を重ねて、人生を振り返ったときに、日本のために貢献したと思って、終わりたいと思っています。
その他(気づき)
実は、私、六龍法という占いの本(※)を持っているのですが、それで行くと、中村さんは絶対に、「火龍」に当てはまる人だと思います。
「火龍のエネルギーは、熱く燃える炎。
命が燃え尽きても後悔のないくらい、夢中になれる何かが、人生を懸けられる何か、情熱的になれる何かを、ずっと探し求めています。夢や目標の実現に全身全霊で挑み、愛する人のために命がけになりたい。それが魂に眠る衝動なのです。
基本的な性格は、太陽のもとで遊ぶ子どものように、無邪気でピュア。自分が知らないことを見たり聞いたいるすると、試さずにはいられない人です。
さらに、そこから真面目型と奔放型に別れ、奔放型は、型破りでとにかく自由奔放、本能的で、人目を気にせず大胆な行動を取ります。常に自分が中心で、常識やルールを逸脱することを気にしません。」(以下「略」)
※羽賀ヒカル「龍の神様と出会うたった一つの方法」SBCreative P244
自分は、中村さんを直接存じ上げませんが、中村さんも中村さんの師匠も、こんな人のような気がします。
どなたか、直接本人を知っている方がいらっしゃいましたら、感想を聞かせていただければと思います。
なお、自分も、生年月日から当てはめると、同じ「火龍」でした。
中村さんも、本の中で、「天命に生きる」とおっしゃっていましたが、わかる気がします。
なお、先の六龍法によると、火龍が、最終的に行き着くのは、「命懸け」の世界。
命懸けで情熱を注ぎ、命懸けで誰かを愛し、何かを守り、創造する。
良し!自分も、命懸けの何かを求めて、天命を全うしようじゃないか。
でも、その前に、中村さんの本、面白いから、もう一回、読み直そうかな〜。