晩秋のGoTo沖縄6日目 断崖絶壁、残波岬 20.11.25 9:50
沖縄旅行6日目。
残波岬は読谷村にある。
読谷村は日本の村人工ナンバーワンの村。
陸軍の飛行場があったため、米占領下ではほぼ村のすべてが接収されていたとは思えない。
嘉手納基地が近いため、今もかなりの部分に米軍施設が建つ。
残波岬も米軍の実弾演習場だったそうだ。
2Kmにも及び30mの断崖が東シナ海に突き出すさまはかなりの迫力だが、沖縄の断崖には常に敗戦時の集団自決の悲しい歴史がつきまとう。
白亜の灯台がシンボル。
変換前、米の実弾演習場だったときに地元の嘆願で建設されたそう。地元民の米軍に一矢報いるみたいな意志の強さを感じる。
残波岬は沖縄本島の西の端、荒廃のガレ岬の灯台は感動的ですらある。
300円で灯台内の見学ができるが、30mを超える灯台を階段で登る元気がなかった(笑)
岬には泰期という人物の銅像が立つ。
中山王察度の義弟(どうもホントは違うらしい)で明との交易を行い莫大な財産を築いた人物。
そんなわけで商売の神様として崇められていて残波岬は商売の聖地とされているらしいが、なぜここに銅像が立っているのかはよくわからない。グズグズの沖縄史の一部だわ。
泰期は明に5回も渡り琉球にサトウキビを持ち帰った人物として伝えられているのだが、その存在自体が怪しい感じ。沖縄の商売の神様の土台はかなり怪しい。
残波岬。景色はいいんだけれども、なんとなく感動に乏しい。
なぜだろう?
正直、青い海と断崖の絶景に飽きてきている。