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見せ金詐欺にあいまして
近所のスーパーにお年玉のポチ袋が並んでいた。あっという間に今年も残すところ40日か。早いなぁ。
お年玉といえば、うちは私の親世代の兄弟姉妹とその孫の代まで集まるので、子どもがワラワラといる。親戚一同、お年玉の価格では大人が協定を結んでいて、未就学児は1000円、小学生は3000円~中学生5000円とまぁ昭和的な金額で決まっていたのだけど。
コロナ禍で迎えた最初のお正月、娘が「おじちゃんから1万円もらった」というではないか。おじちゃんというのは私の兄のこと。
「今年はお年玉くれる人も少ないだろうから」
まぁぁ〜お兄ちゃんたら。
いやだわ、先に言ってくれたら良かったのに。私はお宅のお二人に協定通り5000円と3000円しかあげなかったじゃないとかなんとか。
翌年もコロナで親戚の集まりは自粛だったので、もちろん私は兄の子たちに1万円ずつ包んだ。
そしたらなんと、兄は協定価格に戻してきたのだ。1度上げたお年玉を下げるなんてあり?? 1万円→3000円の大暴落である。だったら去年も3000円の方がモヤらない。(主に私がだけど)
こちらは子ども相手に一度アップしたお年玉を下げるなんて、そんなセコイことは大人としてやってなるまじと、翌年も価格は維持した。
がっ!
兄は一向に戻して来やしない。
うちは一人っ子であちらは二人なのに。
なんだか見せ金詐欺にあった気分なのですわ。