(小説)ようこそ、アントレ部へ~第二話~
二人と別れた後、僕は一人寂しく新しい学び舎となる一組の教室へと向かうことにした。いや、訂正。別に寂しいことはない。僕はいつも通り一人新しい学び舎となる一組の教室へ向かった。・・・いや、いつも通りもおかしいか。まあもうどうでもいい、とにかく僕は一組の教室へと歩き出した。
ただその途中、一組の教室の場所を確認する為に下駄箱を通り抜けたすぐ左手にある階段手前にある案内図に気付いた。ありがたいことに、みんな案内図は見たらすぐに自分の教室へ向かうのか、案内図の前には誰もいない。なので、