現実は
勉強はやってるほうだと思う。
というか、やってきた。もう15年くらいは。
小学生のころは、単純に何回もドリルを解き直してると誉められた。
学年が上がると気付いた。やった量、時間じゃない。
能力、才能なんだ、と。
それでも、認めなたくなくて、必死にやって打ちのめされて、心だけやさぐれた。
やさぐれたまま、勉強にむかってきた。
苦しかった。でも、それしかないと思ってた。
それなりにいい暮らしをするためには、一番勉強がコスパがいいと、それしか出来ないからと。苦しい。でも、手放せない。しっかり集中できなくともだらだらとやっている。
依存だ。
周りの人からしたら、馬鹿みたいだろうし、皆人生それだけじゃないとか、辛かったらやめてもいいとか、言う。
だから、言いたくないんだよ、と思う。
だってやめたら、それまでのこと責任とってくれるわけないし、これからの人生も結局自分でなんとかしろ。でしょ?
今まで、親がかけてくれた時間とお金は?
自分がしてきた、時間は?
これからのお金は?
何かいいことでもあるわけでないし。
将来、社会が良くなることはないだろう。
急に国が借金なくなって、お金持ちになって、
年金しっかりくれるなんてまずあり得ない。
私の命は、時間はお金は浪費されるだけなのだ。
そう分かってる世界で、生きていかなければいけない絶望。楽しいことより、苦しいことのほうが多くて、苦しんだ分、そのあとが幸せになれるとは限らない。50苦しんで50幸せになる人もいれば100苦しんだまま死ぬ人だっている。
地球はもう壊れてるし、いつ原発やミサイルで苦しむかもわからない。
なんで、産んだんですか?
ほら、責めてしまう。自分でなんとかするしかないのに、他人のせいだと当たってしまう。
辛い現実を、糞みたいな人間で廻ってる世界を上手く流せない自分が悪いのに。
皆悲しむ顔が分かってるのに言ってしまう。
言ってしまった自分も情けなくて、余計消えたくてたまらなくなる。
だから、口を 閉ざす
情けない 自分を知ってるから
これ以上、そんな自分を知りたくないから
そんな自分を知られたくないから
だから
だから
原因不明のこの世から消える人たちが沢山いるのではないかな。
わかんないけど。