食べるということ
食品ロスについて語る前に本来「食べる」ということを考えてみたい
もともと生き物はすべて何らかの栄養素が必要で一定期間以上不足すると身体に影響を与える
昔は1日1食ないし2食
今は3食が当たり前になっているけれど、3食を摂る必要がないと言われている
カロリー過多になると
そして、先進国、富裕層では食事は「楽しみ」の一つになっている
それとは反対に貧困国、貧困層は「生きる」ための食事
「楽しみ」の層に売るとお金になる
だからそこに食料が集まる
「生きる」ためのところにはますます食糧が手に入りづらくなる
世界で飢餓は9人に1人ともいわれており、日本では7人に1人が1日3食食べられないと言われている
食べる「楽しみ」は、贅を楽しむのではなく
体を動かして、お腹がすいたから食べる食事は何でも美味しい
家族や仲間と一緒にワイワイ言いながら食べる食事は何でも美味しい
そういう「楽しみ」にすると食糧事情は変わってくる
「寂しい女は太る」という本があった
「孤食」は食に違う意味をなしてしまう
単に栄養を摂るだけの食事は寂しい
しかし、食に贅を求めるとひずみが出る
地産地消の食料を、季節を感じながら、お腹がすいたら腹八分で食す
現在の生活習慣病の多くは贅沢な「食事」の問題
美味しいものは中毒になる
砂糖も小麦も
全く食べないのではなく、時々取り入れる
日本人の体に合うのは、「和食」
日本人の腸は長く、これはお米を消化させるために長くなったらしい
お米以外を主食にすることで腸とのバランスがとれず便秘や肥満になるということもあるらしい
昭和以前の祖父母の時代を思い出しながら「食」を見つめなおす
食に贅と量を求めると、体に負担がかかることを忘れずにー