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おいしい イズ 最高 in Fukuoka
2月15日。
三度目の福岡。
前回の福岡旅はちょうど1年前でした。中学生以来に九州の地を踏みしめた私は、夫に連れられるまま食べる、食べる、食べた。
旅の思い出って「美しい景色、日常にはない景色、鼻をくすぐる匂い、耳慣れない言葉」こんな成分でできていると思うんです。
でも福岡は違う。何も見なかったし、探さなかったし、テンションが上がることもない。ただ、目の前のものを食べ続けるだけ。
今回の旅はどうだった? カメラロールを見てみます。
京都から2時間半。福岡に降り立った時、しとしと冷たい雨が降っていました。ふわっと魚介豚骨スープの匂いが鼻をくすぐる。
あぁ、戻ってきた。お腹空いた。
バスに乗り込み、中洲エリアまで向かいます。
窓の外の景色よりも、ぐるぐる鳴り出したお腹のほうが気になる。
スタート。
モツ鍋
最初に向かったのは『モツ鍋 なかむら』さん。年配のご夫婦が営む小さなお店。モツ鍋4人前、麺2人前を夫と一緒にむしゃぶり食べました。
本当においしいものの前では、語彙力が下がる。私達夫婦は、カウンター席で1時間「おいしい」と目を合わせずに言い合うだけでした。
おいしい イズ 最高。
営業時間は、午後6時から体力の限界まで。気になる人は早めに行くことをおすすめします。
餃子
次に向かったのは、同じ中洲エリアにある『旭軒』へ。こぶりであっさりとしたお味の餃子と、手羽先をまた2人前食べる。あれ? 1軒目だったかなー? さっき食べたばっかなのにと笑いながらも、真剣に食していきます。
餃子自体に強い味はありません。王将の餃子を食べ慣れている私にとっては、このさっぱり餃子が新鮮で…箸が止まらないのです。
店主のおじさんはお客さんと軽快に話をしながら、踊るように餃子を焼いていきます。ちなみに福岡なのに、阪神愛が強い。強すぎる。LOVE。
おいしい イズ 最高。
ラーメン
3軒目。お腹は膨れている。走ることはできない重い体。それでもラーメン屋に向かう足取りは軽やかなのよ。何なの? この矛盾したマイバディ。
『海鳴(うなり)』さんのラーメンはくさい。もーさ、鼻もげるくらいくさい。くさくてぬるくて湿った空気が充満する中で、ラーメンを頼みます。
一口食べると、自分と豚骨ラーメンが溶け合うのかな? 不思議に店に充満していた匂いを感じなくなってしまった。イリュージョンだなぁ。
行列は必至です。福岡の人、みんな御飯食べるのすっごく早い。高速回転しているので、待ち時間はそこまで長くないはず。
おいしい イズ 最高。
ふぅ。食べた。今回も食べたなー。
全部おいしかった。グルメの感想って難しいね。もうおいしいときはおいしい! しか言えないな。
中洲の夜はまだまだこれから…。
酔っ払っている夫さんです。
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