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身体と結びついてる心・身体から離れる心

心と身体は別だといっても
体調が悪いと氣分は落ちるし
健康で身体が軽ければ
嬉しくも楽しくもなる。

連動しているではないか
一緒ではないか
と考える人もいると思う。

確かにそうだ。

心の分類についてならう時の1つの分け方は、
①粗い心
②微細な心
③非常に微細な心
という分類だ。

①粗い心とは
目が覚めている時のハッキリと自覚できる心。
②微細な心とは
夢を見ている時の心。
③非常に微細な心とは
氣を失っている時や、くしゃみやあくびの時に一瞬真っ白になる意識等。
心と身体が離れる時の心は、非常に微細な心に入る。

①粗い心は、身体と連動している部分も多い。
身体と結びついている心は
粗い心に入る。

目で見る。そして好き嫌いの心が起こる。
耳で聴く。美しい音色にうっとりする。
美味しそうな香りをかぐ。食べたくなる。
トロける美味。幸福になる。
身体感覚によって快適にも不快にもなる。

一方で、
身体に結びついていない粗い心もあることは
経験から分かる。

目の前に何があるかを全く知らず
思考に没頭している時は
粗いけれど、あまり身体とは連動していない。
夢中になって考えて、氣がついたら何時間も経っていてお腹が空いていた、という感じ。

身体に連結した心は
身体の変化に直接影響される
様相が基本的にはっきりしている
粗い心だ。

②微細な心は、夢を見ている時の心なので、
全く身体と無関係ではないものの
直結してはいない。
身体は横たわって眠っているのに、
夢の中では飛んだり走ったり
五感があるかのように経験している。
これは心が五感を模して夢の世界を作りあげ
楽しませてくれているのだ。

起きている時より微細になっているので
潜在意識とも繋がりやすい心だ。

夢の心が身体を離れて別の場所へ行く話は、
チベットではポピュラー。
お母さんが家族に、
自分が寝ている間は絶対身体に触らないでくれと頼み、1週間眠り続け、
目が覚めたら遠く離れた場所の様子をありありと話し、それが当たっていた
というストーリーは何回か聴いた。

夢を見ている時の微細な心は、
身体から離れることもある。

③最も微細な心も、我々は誰でも体験する。
氣を失うことは無いにしても、
くしゃみやあくびは普通にしている。
非常に微細な心は、その時一瞬起こるというが、一瞬すぎて(速すぎて)普通の人には分からない。

もうひとつ、確実に経験するのは、
生を終える時である。
ただそれも、微細過ぎて微妙過ぎて
朦朧として、普通の人はつかめない。

でもその心の状態の時に
心と身体は離れる。

そして心は
物質的な身体と離れた時間を過ごし、
次の身体に入りたいと思ったら
以前のカルマによって映し出される
来世の身体に入っていく。

身体に入ったら、
心はまた、だんだん粗くなっていく。

これは粗いからダメだとか
微細だから良いとかいう話ではない。

身体(五感)としっかり結びついた
感情的でない心は
粗くて非常に安定している。
五感に集中していると思考が弱まるので
過去経験した苦しみや悲しみを思い出す思考、
未来への不安等の思考も起こらない。

なので
呼吸や身体感覚に集中する瞑想や
今現在の五感に集中すること等は、
心を落ち着けるのだ。

夢は夢で、
潜在意識と繋がっているので
夢の中で修行ができれば効果絶大だというし、

最も微細でないとしても、
身体から離れた心は
行きたい時空へどこへでも行ける。
すぐにそれまでの人生を忘れることもない。

いずれにせよ
今の心が粗密を変えながら
続いていくことに変わりはない。

何か安心しませんか?

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20年のインド生活、仏教、チベットのお坊さん、その他の人々から学んだ知恵と、デチェンの経験から、
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