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世界は変えられる・仏教編

世界がどういう風に
自分に映っているか。

対象と、感覚器官と、一瞬前の知覚が集まって
その結果として
世界がわたし達に映し出されている。

人が世界を見る見方は
昔から今まで変わっていない。
身体の作られ方が変わっていなければ、
映り方も変わらない。

リンゴを見ている経験は同じなのに
説明が違うのは、
ちょっと面白い。

弁の立つ哲学や論理に長けた人が
それぞれの経験に従って説明しているのだろう。

各々が
自分が受け入れられるものを
採用すれば良い。

「受け入れられる」という
程度はここだ。

「良いことをすれば幸せになる。
悪いことをすれば苦しみが起こる。」
という因果応報の考え方が
害されない程度。

同じものを見ていて

①わたしは心とは全く関係していない
外界のものを感覚器官で直接見て、
それに働きかけている。
心に映っているものを見ているのではない。
(部派仏教の学派。説一切有部など)

②わたしは心とは別の、外界のものを見ているけれど、
対象と、感覚器官と、一瞬前の知覚が揃ったことの結果として、心に映ったものを見ている。
外の世界は原因として、心に映った映像は結果として、両方ある。
(経量部・中観派など)

③わたしは心に映ったものを見ていて、それが全て。
心と関係していない(心に映らない)外の世界は、無である。
(唯識派など)

と、見解が分かれる。

何か良いことをしようと
モチベーションを上げる時、
どの考え方が1番やり易いだろうか。

「良いこと(善いこと)」とは、
その結果として純粋な幸せを生じさせるものごと。

自分に幸せが返ってくるのであれば
他者を幸せにする利他の行い、
ということになる。
自分がやってもらって嬉しいことを
他者にするということだ。

ニコニコして話すとか、
もらったお菓子をお裾分けとか、
ちょっとした心遣いをする
みたいなことでも構わない。

これが自分も他人も幸せにするから、
これをやり易い考え方を採用する必要がある。

自分も相手もガッツリ存在して
喜んでもらえると嬉しいが、
それが自分の心に映ってる映像だと思うと
あまりモチベが上がらない
という人は①を採用すれば良い。

わたしが見ているのは心に映っている映像だとしても、世界はわたしに映っているし、
自分が何かして人々が喜ぶのは嬉しいと、
やる氣が萎えない人で、
わたしが見ているのは心に映っている映像だからこそ、目に見えない者の加持も働くし、
自分で変えることもできる
と思える人は②を選べば良い。

自分が見ているものは、自分だけに映っているものだと心の底から納得した上で、
「心に映ってるだけだから何してもいいじゃん」と思わずに因果の法則に沿って行動できる人、
そして、心を実質的に存在する拠り所にしたい人は③を選べば良い。

鉄板の法則は
良いことをすれば良いことが返ってくるし
悪いことをすれば悪いことが返ってくる。
発したものがそのまま自分に返ってくる。

どれを選んでも、
自分に見えている世界は変えられる。

自分に見えている世界を変える原因を
自分が作れば良いのだ。

あなたに見えている世界は
あなたが変えられる。

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