東大・京大・難関大対策 学習塾 Dear Hope(ディア・ホープ)

大学在学中から教育に携わってきた教育家夫婦が開いた学習塾《Dear Hope〔ディアホ…

東大・京大・難関大対策 学習塾 Dear Hope(ディア・ホープ)

大学在学中から教育に携わってきた教育家夫婦が開いた学習塾《Dear Hope〔ディアホープ〕》です。 妻が塾長で英語担当、夫が数学担当。妻の妹が国語担当です。武蔵小山(東京)に小さな教室を2つ開いています。優秀な生徒さんに恵まれ、東大、京大などの難関大に合格者を輩出しています。

最近の記事

【弁理士試験】合格体験記

こんにちは、Dear Hope 理数担当の伊藤です。 最近、PC内のフォルダを整理していたところ、弁理士試験に合格したときに書いた「合格体験記」を見つけました。もしかすると、どなたかの役に立つかもしれませんので、記録としてnoteに残しておこうと思います。 私が弁理士試験に合格したのは今から10年ほど前なので、現在の予備校のカリキュラムや弁理士試験の制度と異なる部分があるかもしれません。また、この合格体験記は当時お世話になったTAC(資格試験の予備校)の合格体験記に掲載され

    • 【続】熱心な(自分の価値観を押し付ける)指導をする教師は迷惑かもしれない、という話

      こんにちは。Dear Hope 副塾長(理数担当)の伊藤大幸です。 いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。 以前、「熱心な指導をする教師は迷惑かもしれない、という話」を書きましたが、今回はその続編のような内容になります。 何を伝えるのか、伝えないのか冒頭の文章は、論語の一節です。「中以上の人には上のことを話してもよいが、中以下の人には上のことは話せない。」これは、教える側からすると本当にその通りだなと思いますし、その境界の線引きが講師の力量でもあると感じていま

      • 自分が変わると、環境も変わる

        こんにちは、Dear Hope 副塾長の伊藤です。 冒頭の文章は、ジェームズ・アレンの『「原因」と「結果」の法則』からの引用です。今回は、この書籍を引用しつつ、習慣の力について考えていきたいと思います。 まず、この書籍について。まえがきには次のような説明があります。 初読は私が大学生のときだったと記憶しています。当時はあまり印象に残らなかったのですが、最近改めて読むと、示唆に富み説得力のある語り口で、長年読み継がれているのも納得です。 さて、冒頭の文章です。 分かっては

        • 恩田陸『夜のピクニック』の台詞から感じた、「終焉を想像し、今を生きる」ということ

          こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 今日は、好きな小説家の作品から、人生について考えさせられた言葉をご紹介したいと思います。 最近30日チャレンジ(詳細は、末尾をご覧ください!)の応援メッセージを作成するにあたって、久しぶりに恩田陸の小説「夜のピクニック」を引っ張り出して再読しました。 この小説に登場する「北高」という高校は、茨城県に実在する高校がモデルになっているそうで、歩行祭というイベントも実際に行われています。(とそのモデルになっている高校を卒業した

          一つのことを徹底的に理解する

          最近、読んでいた「禅」の書籍の中に、深く考えさせられた一節がありましたのでご紹介します。 どんなことであれ、一つのことを徹底的に突き詰めていけば全てにつながっている。ちょうど、富士山はどの登山口から登っても頂上にたどり着くように。そんなメッセージを受け取りました。 勉強においてもこの事は当てはまると思います。 例えば、夏休み中に「すべての単元を完璧にする」という目標を立てたとしても、どの単元も中途半端になってしまうのがオチです。逆に、一つの単元をしっかり理解しようと取り組

          問題文の読み方

          こんにちは。学習塾 Dear Hope 副塾長の伊藤です。 先日、30日チャレンジ(※)の「中間報告、質問・相談会」を開催しました。その中で、社労士の受験生の方から「問題文を読んでいるときに、目が滑ってしまって、内容があまり頭に入ってこない」というお悩みをいただきました。それについて今回は書いていきたいと思います。 私は、資格試験の予備校(TAC)で弁理士試験の対策を行っていましたが、そこの講師の方が、授業で次のようなお話をしていました。 「問題文を読むときは、ペン先や

          学習塾 Dear Hope の取り組み紹介「5月の振り返り」

          ​こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 今回は、私たちの塾の取り組みの一つをご紹介させていただきます。 それは、「振り返りの時間」です。 毎月、月末に30分ほど、その月の勉強の取り組みを振り返り、次の月にどうしていきたいか、塾生の皆さんに目標を立ててもらう時間です。 5月の振り返りを30日に行いましたので、その様子をレポートさせていただきます。 (学習塾 Dear Hope 武蔵小山駅前教室にて、お話は塾長) それでは、始めたいと思います。 こんばんは

          学習塾 Dear Hope の取り組み紹介「5月の振り返り」

          難関大に合格するために養うべき素養:「スピード」

          こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 はじめにお知らせです。 先の記事でご紹介の通り、11月19日(日)に、塾長のYouTube開設3周年を記念して、弁理士で作家の「南原詠さん」をゲストに迎え、交流会+ランチ会を開催します!すでに以下の記事でご案内していますが、ここで改めて告知させていただきます。 本記事の末尾にあるフォームからお申込みいただけます。 11/1現在、定員まで「残り3名様」となりました。ご興味のある方は、ぜひお早めにお申し込みください! さて

          難関大に合格するために養うべき素養:「スピード」

          【終了しました】2023年11月19日 ランチ交流会を開催します!

          こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。 今日は、2023年11月19日(日)に開催する交流会についてのご案内をさせていただきます。 塾長の伊藤智子は、YouTubeチャンネル「心が軽くなる勉強法」を開設していて、そこで勉強の仕方や教育、キャリアなどについて発信をしています。 このチャンネルも、この秋に開設3周年を迎えました!また、おかげさまでチャンネル登録者も5,000人を超えました。ご支援いただき、本当にありがとうございます。 そこで、チャンネル開設3周

          【終了しました】2023年11月19日 ランチ交流会を開催します!

          「要領がいい人」には勝てないのか?

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  要領がいい人っていますよね。そういう人と自分を比較して落ち込むこともあるかもしれません。そんな人に向けて、今回は、「伸びるタイミングは人それぞれ」というお話です。 早くから頭角を現す人 どんな分野でも、早い(若い)うちから頭角を現す人がいます。そのような人は、「才能がある」、「要領がいい」などと周りから言われ、羨ましがられるものです。  皆さんの周りにも、習ったことをすぐに理解し、あまり勉強していない(ように見える)

          難関大に現役合格するには、数学を先取りすべき?

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  今回は、数学の勉強について、度々いただく質問について書きたいと思います。  その質問とは、  「東大(などの難関大)の理系学部に現役での合格を目指していますが、学校の数学の進度が遅くて不安です。」 というものです。  確かに、一部の進学校では高2のうちに数学Ⅲまで終わるところもありますので、このように考える気持ちは分からないでもありません。しかし、早く終わらせなければ合格できなわけではない、と私は考えています。

          難関大に現役合格するには、数学を先取りすべき?

          6/18(日) 特別講座「鳩の巣原理」開講します

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。  来る6月18日(日)、Dear Hope設立5周年記念の特別講座の第2弾として、「鳩の巣原理」(数学)を開催します。本講座は、塾生でなくてもご参加いただけますので、今回の記事では、そのご案内をさせていただきます。 論証スキルとしての「鳩の巣原理」 数学で大切なことは、いかにして着想を得て、かつ議論を上手に進めていくか、だと考えています。そのためには、さまざまな議論の仕方を知っていることが力になります。  例えば、「

          6/18(日) 特別講座「鳩の巣原理」開講します

          完璧主義の落とし穴

           こんにちは。Dear Hope 副塾長の伊藤です。   今回は、こちらの動画(塾長のYouTubeチャンネル「心が軽くなる勉強法」)でお話している「完璧主義をやめよう」というお話を、なるべく元の動画に忠実に、ご紹介したいと思います。  「完璧にやろう」と思うあまり肩に力が入って、かえって効率が低下してしまっている方は意外と多いもので、そんな人たちの気持ちが少しでも軽くなりますように! 完璧主義のジレンマ  こんにちは。Dear Hope塾長の伊藤智子です。今回は、「完璧

          書籍紹介「自分をいかして生きる」(西村佳哲 著)

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  今回は、好きな書籍のひとつである「自分をいかして生きる」をご紹介します。  著者はプランニングディレクターの西村佳哲氏。氏は当初、働き方研究家として、様々なジャンルで活躍するクリエイターらにインタビューを行い、その記事を雑誌等で発表していました。そして「自分の仕事をつくる」を上梓、それに続く第2作として、本書「自分をいかして生きる」を出版しました。  氏の著作との出会いは私が大学生のとき、「自分の仕事をつくる」

          書籍紹介「自分をいかして生きる」(西村佳哲 著)

          (開催報告)日経xwoman「大学受験セミナー」

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  去る11月13日に、日経BP社主催の大学受験セミナー「一生使える『学ぶ力』の身につけ方」をオンライン開催しました。  後日のアーカイブ視聴を含め約160名の皆様にご参加いただきました。多数のご参加、本当にありがとうございました。 セミナーの概要 セミナーは事前告知の通り、三部構成で行いました。 第一部 最近の大学入試の動向  第一部では、「大学受験のいま」というテーマで、最近の大学入試の動向についてDear 

          (開催報告)日経xwoman「大学受験セミナー」

          計算ミスが多い人へ

           こんにちは。  Dear Hope 副塾長の伊藤です。  久しぶりの記事になりました。  今日は、問題を解くときに、ミスが多いことを気にしている人に向けた記事になります。私は数学を担当していますので、特に計算ミスが多い人を念頭に置いてお話をしますが、その他のミスにも当てはまる部分が多いかと思います。 〔原因1〕雑である ミスが多い原因の第1は、何事を行うにも「雑である」ということです。  例えば、靴を脱いでも揃えない、カバンを床にドカッと放り投げるように置く、そのかばん