都会の穴場 皇居外苑「楠公レストハウス」でまったり気絶
健康オタクに私はなりたい
いつもより早く仕事が終わり、
いつものようにカロリー(ラーメン)でも食べて
とっとと帰ればいいものを。
健康診断のひどい結果に、目が覚めました。
どうしても体にいいものが食べたい。
体にいいものしか体内に摂り込みたくない。
目指す店は皇居外苑にあります。
ランチタイムまで、まだかなり時間があったので
店までウォーキング。
なんて健康的なんだ、自分。
到着してもまだランチが始まっていなかったので、10分ほどベンチで休憩。
とはいえこちらは、
夜勤明け後の、有酸素運動。
ひなたのベンチに10分も座っていれば、
うとうととまぶたが落ちてきます。
皇居周りは観光バスから降りてきた、
国内・海外問わずの団体客がいっぱい。
本日、向かうお店は、
そんな観光客や修学旅行生が利用する大型施設です。
予約のない一般の人でも食事できます。
ようやく午前11時。
ランチメニューに変わるのを待って、
店に向かいます。
こちらは「楠公レストハウス」。
楠公は「なんこう」と読むのですが、
歴史に詳しくないので
私には「くすのきこう」としか読めません。
ちなみに、楠木正成のことです。
「伝統和食」をテーマにしたという
健康的な食事をしたい人にぴったりのお店。
お目当てだった「本日の一汁三菜御膳(¥1300)」を注文します。
広々とした店内の、窓際席に通されました。
団体客をメインとしたお店なので、
とにかく早く、
時間内に提供をすることを第一に考えているのか、
基本的に接客は雑。
はっきり言って期待できません。
ここまでのやりとりでも
カチンと来ることがいくつかあったのですが
あまり愚痴っても仕方ないですからね。省略します。
ランチメニューは全品ドリンクバー付き。
ドリンクバー単品は400円なので、例えば、
一番安い「特製カレーライス(¥1180)」なら、
かなりお得です。
ファミレスほどの種類はなく
ほぼ甘いジュースなので、仕方なく烏龍茶をいただきます。
ちなみに、このドリンクバー、
店員さんも自前のコップを持ってきて、
飲んでいました。
就業規定で認められているのでしょうが、
居酒屋の店主が、ビール飲みながら仕事してんじゃないんだから!
優雅に窓の外に広がる庭を眺めながら、
料理の到着を待ちます。
客は誰もおらず、店員さんも奥に引っ込んでいるので、とにかく静か。
差し込む日差しが心地よく、眠ってしまいそう。
気絶しかけたところで、料理が到着。
一汁三菜の説明が欲しかったところですが、
なかったので、料理の説明はぜんぶ私の想像です。
まずは、大きめの麩を二つ浮かべた、味噌汁。
酢豚の、豚を肉だんごにして、ケチャップで味付けしたもの。
季節の野菜を添えて。
わかめとソーセージ和え。
伝統和食なので、ソーセージのはずはないですが、
一度食べたらそうとしか思えない何か。
そして主菜。
チキン南蛮とは名ばかりの、から揚げのマヨネーズ乗せ。
宮崎県人は怒っちゃうかもね。
これに香の物とごはんがつきます。
団体客の施設なので、基本は作り置き。
全体的に料理がぬるいですが、妥協できるレベル。
味噌汁があたたかく、
チキン南蛮が出来立てだったので、よしとしましょう。
これが団体ツアーで出てきたら、相当当たりです。
料理だけならギリギリ及第点といったところですが
こちらの魅力はなんといっても、広い店内。
都会のど真ん中で、
こんなにゆったり優雅に食事ができる施設は
あまりありません。
「都会のオアシス」とは、まさにこのこと。
お昼近くになって
ここが穴場の店だと知っている人が、
ちらほら来店し、少しずつ賑わってきました。
食後にもドリンクバー。
何時間でもまったりできちゃう、居心地のよさ。
カフェラテを飲みながら、
Wi-Fiも飛んでいるので、noteの下書きまでできちゃいました。
もう一杯、コーヒーが飲みたかったところですが、
差し込む柔らかな日差しで、さすがに眠気もピーク。
気を失う前に、店を出ました。