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お金残して、名を残さず「マキシム〈アインシュタイン〉【金言の再現】11」

 どれほど仕事に打ち込んで富を築いたところで、人類を前進させるのには役立ちません。モーゼやキリストやガンジーがお金をいっぱい持って、いろんなモノを買い漁っている姿を想像できますか?

アインシュタイン

『アインシュタインの言葉』生き方についてー011 (弓場隆訳 ディスカバー)

この言葉を読んで、パッと思い浮かんだ二人の「お金持ち」。

一人は、教科書に載ってた「なんかお札を燃やしてた人」。一人は「渋沢栄一」

かたや、お札を燃やして、嘲笑された"馬の骨"。

かたや、お札になって、畏敬された"偉人"。

違いは、お金を「目的」と捉えたか、「手段」として捉えたか。

「日本」に大きなものを残して前進を促したか、否か。

「ただの金持ち」や「彼らが語る金儲けの方法」は、「今、お金が欲しい人」にしか畏敬されない。

「日本」や「人類」にとって「大きなものを残した人」は、「後世の人」にも畏敬される。

…今を生きる人間(特に金持ち陣)で、「誰の名が、"100年後の伝記のタイトル"になるのだろう」とはたまに考えること。

(参考図書)

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