僕のラーメン"原店"~焼きあご塩らー麺たかはし新宿本店〔グルメ〈ラーメン-1〉【飲食の印象】3〕
僕の美味しいラーメン紹介記事、第一弾はここにしました。
「焼きあご塩らー麺たかはし新宿本店」@新宿。
僕はラーメンの食べ歩きが趣味で、これまでいろんなラーメン屋に行ってきましたが、その発端となった店がここ。
2015年くらいかな?たまたまこの付近を通りかかったとき、当時オープンしたばかりの「焼きあご塩らー麺たかはし」を発見。
「おっ。こんなところにラーメン屋がオープンしてる。…ちょうど夕飯時だし入ってみるか」と入店。
「…!なんだ、この"物体"は!ラーメンってこんな美味しいものだったのか!」と感動。
今まで食べてた、インスタントラーメンやら学食のラーメンやらとは別物すぎて一瞬「ラーメン」と認識できずに、脳が誤作動。
このとき既に、ラーメンの虜。
まさに、僕のラーメン好きの原点ならぬ「原店」。
2015年、2016年は5回くらい行ったかも。
ここ数年はいろんな店舗を巡っている関係で、相対的に来店回数は減りはした。それでも、新宿でラーメンを食べたい。けど、疲れていて遠出はしたくない。さりとて、味で外したくはない。そういうときの「鉄板店」の一つに、ここは今でも必ずあがる。
最近久々に来ましたが、店内の清潔感ある感じは相変わらず。しかし、知らぬ間に急激に店舗数が増えたことにちょっとびっくり(10店舗くらいかな?)。馴染みのあるこの店が、新宿"本店"になっていたことも。まぁ、美味しいからね。売上好調なんでしょう。
ここは、僕に初めて「あご」の美味しさを教えてくれたお店でもあります。「あご」とはトビウオのこと。
これも結構前だけど、最寄りのスーパーに「トビウオ」が焼魚用として売られていたことがありました。嫌いな食材がなく、珍しい食べ物に興味がある僕は一匹買って食べてみることに。
「…そんな美味しくない…なーんか、パサパサで魚としての旨味に欠ける。
…なるほど、サバ、サケ、サンマのように市場に流通していないわけだ」。
以降、トビウオ=下魚のイメージがすっかり定着してしまいました。
そのイメージを丸々払拭したのが看板メニュー「焼きあご塩らー麺」。
「出汁にするとこんなに美味しいのか!」と驚愕驚嘆。上品かつ中濃で、透き通った旨味のスープ。店名や商品名に組み込めるだけあって、あごだけで主役をはれるほど。
「あご=トビウオ」と知ったのが、スープ一口飲んだ後だったこともひとしお驚き。
…僕の食べた焼魚は、なんだったんだろう。
際立つあごの厚い旨味とそれを支える複数の出汁。そこに厚みと噛みごたえのあるちぢれ麺が絡むとワンダフル!
付け合わせの肉や野菜と一緒に食べると味変・食感変も楽しめる。
ちなみに、ここはお米にもこだわりあり。
艶のあるふっくらしたご飯を、残ったスープ入れてお茶漬けのようにして食べるのが定番です。卓上にあられやわさびがおいてあるし。
これも美味しいけど、ここまでするかどうかはサイフや健康診断書と要相談(僕はやっちゃった)。
ごちそうさまでした。