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知っちゃった強さ

自分を知ると、不思議と強くなる。

なんで、そんなことが起こるのかなーと思ってみると、だいたいにおいて自分のことが解らないようになる環境だからだ、と思う。

皆と揃うと良いと褒められたり
丸やバツがついたり
点数や順位がみえたり
なんか、ルールがあってはみ出るとペナルティがあったり
学校行って会社に勤めて結婚して子供ができて、車や家や旅行が必要で、孫と仲よくできることが、ニコニコ幸せだとテレビが言ってたり

外部と自分を比べ続けさせられる環境(社会システム)にいると、自分の「好き嫌い」なんてちっぽけな取るに足らないもので、世間のマルに比べたら自分の思いなんてどーせ間違ってるし、何回も間違えたし、また間違ったらイヤやし、本当のマルか偽物のマルか、必要なのか隠すものか、自分が好きでやってるのか、世間の評価が好きになってるのか、そりゃああやふやになるに決まってる。

好まれるものではなく、自分の好きなものが分かると、「選択できる」強さが生じる。
自分の受け入れられることと、受け入れられないことが分かると、「線引き」できる。

自分の好ましい状態と気持ち悪い状態を自分で分かると、良いほうを選べて楽に過ごす事ができるので、それが「余裕」になる。

もし、自分の嫌なこと、つい我慢してやってしまうこと、まだ許せること、苦にならないこと、興味があること、やってみたいこと、やりたいこと、どうしても絶対にしたいことが明確にわかると、生きることは単純になってくる。
あとは、選択できる強さは知らずについてくる。

世間よりも心は強い。

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