#11日目 休まない人はいない
おはようございます!
8年間勤めた教員を辞めて、公務員に転職したディーンです。
どっちも地方公務員なんで、たいして変わらないと言えばそうなんですが、自分の勤め先の役所にはグループウェアであるGaroonが導入されています。
これがまぁ便利
転職したてで何もわからない状態でしたが、
メールの共有機能やスケジュール管理のおかげで何とか仕事が形になってきました。
学校は口頭伝達
実は僕も、ギガスクール構想の流れでグループウェア(まがい)の導入ができないか提案しました。
勤務校で採用された「ロイロノート」の共有ノートを使い、職員の掲示板を作り、情報共有を図ったのです。
ある程度は活用されましたし、働き方改革にもなったでしょう。
それでも根強く残るのが「口頭伝達」の文化です。
分からなくもありません。
タブレット開いて文字入力する間に、隣のクラスに言いに行く方が早い、ということもあるでしょう。
「連絡事項はロイロノートに!!」と何度も呼びかけましたが、朝礼での連絡はなくなりませんでした。
非同期の価値
文字で残す非同期コミュニケーションのほうが、伝え忘れや記憶違いも減り、より正確な情報伝達ができます。
と、理屈ではわかっていても
口頭伝達のメリット「早さ」を超えるメリットを学校では感じにくい、ということもあるのでしょう。
しかし、口頭伝達が有効なのは
「担任が常にクラスにいる」
と言う前提の上に成り立っています。
つまり、「学級担任が休めない」ということでもあります。
誰かが休んでも、「どの教科はどこまで進んでいるか」を共有することで、業務を引き継ぎやすくなるでしょう。
人は休む、を前提に
グループウェア活用の軸は「情報共有」です。
導入によって、スケジュールにしても業務の進行状況についても、「共有する」と言う意識が生まれます。
人は機械ではありません。
ケガするかもしれない、病期になるかもしれない
人は休む、を前提にした業務の進め方を考えていく必要があります。