公務員はChatGPTの夢を見るのか
もうタイトルを言いたかっただけの感はあります。
おはようございます
8年間勤めた教員を辞め、公務員に転職したディーンです。
こんな記事を読みました。
公務員が業務でのChatGPTの使用を禁止するという内容のものです。
ChatGPT課金勢としては一言物申したいと思い、筆を(スマホを)とりました。
僕たちの仕事は何なのか
公務員として実際に働く中で感じるのは
「公務員は職種ではない」ということです。
公務員という一括りでは語れないほど、その業務内容は多岐にわたります。
観光課であれば実際に手を動かしてイベントを行うこともありますし、
広報課であればデザインを行うこともあります。
書類を作成するばかりが業務ではないのです。
そんな中で、公務員が提供すべき「価値」とは何なのでしょうか。
僕は大きく2つあると考えます
安心と期待です。
市民の方が市役所を頼るときは、基本的に「何か変化があるとき」ではないでしょうか。
冠婚葬祭、めでたいことがあった時も、不幸なことがあったときも、市役所を訪れるでしょう。
街の困り事があったとき、家族のことで困ったとき、市役所に相談することでしょう。
そんな時に提供すべきは「安心」です。
言い換えれば「早さ」と「正確さ」です。
素早く、正確に相手の課題を解決する、あるいは解決に必要なものを用意する
そんなとき、ChatGPTは「早さ」という点で有効に働くでしょう。
たしかに創造的な仕事が必要な場面もありますが、その多くは「過去の事例」を出発点にしています。
巨人の肩に乗る、という言い方もしますね。
巨人を作るために法令や過去の資料を漁る時間を減らす
答えを求めるのではなく、材料集めを任せることに本来の用途があるのではないでしょうか。
そして創造的な仕事をする、これが市民の方に提供する2つ目の価値「期待」になります。
長くなりそうなので今日はここまで。
要約
ChatGPTつかいてぇ。