温泉と800と私
隙を見て、仕事の昼休憩に温泉に行っている
移動20分、入浴15分、諸々15分で10分余るレベルで行けるのだが、温泉王国山形ではどの温泉をチョイスするかで悩まされる
ある2つの温泉施設の距離が450mの距離である地域があるのだが、それぞれの温泉施設に特質がある
Aの温泉施設は
・山形でもトップレベルの高額入浴料(毎月8日は割引、またJAF会員も割引)
・低アルカリ性温泉で肌がさっぱりし、かけ流しなので濃厚な味わい
・店員の方々の愛想がとてもいい
・ソフトクリームがおいしい
・マッサージチェアーが10分100円
・トイレが寒く、便座ががちがちに冷たいがきれい
・ドライヤーが20円(以前は無料)
・程よい湯温
Bの温泉施設は
・入浴料が比較的安価
・ナトリウム硫酸塩泉でお肌がとてもしっとりするが、若干循環で水でお湯をぬるくしていると思われる
・店員の方が流しの軽い接客をしている
・ソフトクリームは無い(ソフトクリームがどうしても食べたいわけでは無い)
・マッサージチェアーが15分100円
・トイレが狭くて汚くて臭いが便座はあったかい
・ドライヤーが無料
・湯温がすごく熱い
コストパフォーマンスにおいてはBの温泉施設の方が優位であるが、とても熱いことと汚さがマイナスな面であるといえる
Aの温泉施設は、何といっても店員さんの愛想がいいのがとても良いと思う
結局、比較していくと温泉の効能や金額的なコストを考えるにBの温泉施設をチョイスするのが妥当な線ではあるが、私個人として入館時や退館時のAの温泉施設の店員の方のあいさつに心奪われているのでAの温泉施設に一票を投じたい
しっかりあいさつはしているのにうるさくなく、従順なようでありながら隅で煙草をふかしてそうな雰囲気のカウンターの方の雰囲気が、私はとても落ち着くし好きだ
温泉そのものが大好きであるが結局は人があってのもので、その温泉場の裏に見え隠れするものに惹かれてしまう性質を持ってしまう自身の癖によって、またちょっと高い温泉に足をは運んでしまうのである
また、Bの温泉施設は大きな山形の企業が買収している経緯があり常連の地元民が多く運営は安泰といった感じであるが、Aの温泉施設は値上げ値上げを繰り返し、昼時は閑散としている事が多く運営が非常に苦しそうなのが伺える
Aの温泉施設は露天風呂がない施設なのだが、そういった施設は露天風呂がある同価格の他温泉より魅力が劣ってしまい、客足も少なくなってしまう
温泉における露天風呂で雪を見ながら水面の湯気が走るのを鑑賞するのは風情があり「冬の温泉って、いいものです」としみじみできる
とても魅力的だ
しかし、露天風呂が無くてもAの温泉施設には継続して運営をして欲しい
この記事をご覧になった山形の温泉ラバーの皆様、是非八百坊に足を運んで少しずつでも経営の危機を救って頂けたら幸いです、という心境でパソコンの前に座った今だった
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