復職に向けてロジカルシンキングについて改めて学習してみた その2
前提:個人的な勉強Noteです。
今回は実験的にIPadでメモをとって、それをアップしています。
経緯等はその1参照
第1部 書く技術
第2章 ピラミッドの内部構造はどうなっているのか?
文書を書く前に明確に自分の考えを認識している人は少ない。
2章と3章では、読み手に伝える為に、まず自分の頭の中を整理する方法を学びます。
縦の関係
横の関係
導入部のストーリー展開
読み手を惹きつけつづける確実な方法は、ただ一つ、読み手が抱く疑問を見抜き、その疑問にずばり答えていくこと。
知る必要がない情報には、何の疑問も持たない。
ゆえに、読み手の頭の中にすでにある疑問、周りの出来事をちょっと見回せば当然浮かんでくる疑問、そのような疑問に答える文書にすることで読み手の文書への興味を確実なものにすることができる。
古典的なストーリー展開
この4つの文章の構成によって、読み手と書き手が同じ場所に立ち、そこで初めて読み手を書き手の考えに沿って導くことができる。
読み手の最初の疑問を知ることによって、書き手が文書全体で伝えようとしていることが、読み手を本当に惹きつけるものであるかどうかが確認できる。(すなわち、この文書は読み手の疑問に答えるためにのみ存在するかどうか)
導入部は伝えようとするテーマについて読み手がすでにしっていること、または知っていると思われることをストーリー風に語って、読み手がすでにもっている疑問を呼び起こさせて、本文にその答えがのっているかどうか期待を抱かせる。
ストーリーは、「状況」で設定され、その中で「複雑化」が発生し、それが「疑問」を呼び起こし、書き手の文章で「答え」が導き出される。
「答え」(ピラミッドの頂上ポイント)を書くと読み手はそれに対する疑問を新たに抱き、今度は1段下のラインでそれに答えることになる。
まとめ
・縦の関係で読み手のQAに回答していく。(これを徹すると自然と論理的な筋の通った文章になる)
・読み手に何かを伝えるということは、読み手に発生していく論理的な疑問を解決していくこと。
・ピラミッドを作り始める前に、文書全体として読み手のどんな疑問に答えようとしているのかを知っておかなければならない。→ストーリー導入部
・読み手が知りたい、すでにあると想定される身近な疑問を導入に、どんどんQAを解決していき、相手に自分の考えを伝える。