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ヤンキー×○○な漫画!3選


はい、というわけで今回はヤンキーと○○を掛け合わせた漫画を紹介していきます。

ヤンキー......あなたの身近にいますか?いましたか?
私は漫画やアニメの世界でしか出会ったことがないので、実態を知りません。

知っている人も、知らない人も、
漫画の世界では意外と素直で可愛い性格として描かれていることが多いですよね。

今回紹介する漫画も、そんな性格の主人公が多いです。
ではいきましょう。




1つ目は、
ヤンキー君と科学ごはん
/岡 叶(著) 樋口 直哉(監修)
ヤングジャンプコミックス

ヤンキー×科学的なごはん

中学生の頃は不良で、ついたあだ名が「狂犬」こと犬飼千秋くんが主人公です。

高校にはヤンキーがおらず、留年回避のため化学教師の蘭からマンツーマンで補習を受けることになります。

勉強が苦手、キョーシも苦手、家で双子のためにご飯を作っていることを蘭に知られた千秋は
補習のたびに「科学で理詰めされた調理法」を元に美味しいご飯を作れるようになっていきます。


ヤンキーとは言いますが、この作品内だと過去の話ですし
高校では喧嘩をしないことを蘭と約束します。

たまに中学の時に絡んでいた他校のヤンキーが出てきますが、
千秋から焼きそばの美味しい作り方を教わったり、蘭から千秋にかかってきた電話に対して「電話は出ろよ」と
ふっかけた喧嘩を一旦ストップさせたりと
根がとても素直な純粋な子ばかりです。


千秋自身もなりたくてヤンキーになったわけではなく、母親や小学生の頃の先生との関係が原因です。


高校で出会った化学教師の蘭は、それまで千秋が出会ったことのないタイプの性格。

2人の関係の変化や、周りのクラスメイトとの交流も描きつつ
「なんとなく」ではない「理詰めのご飯」がメインに進む作品です。



2つ目は、

税金で買った本
/系山 冏(作画) ずいの(原著)
ヤンマガKCスペシャル


ヤンキー×図書館



こちらは小学生ぶりに図書館を訪れたヤンキー、石平くんが主人公です。

彼が10年前に借りた本を失くしていたことをきっかけに、図書館でアルバイトすることになります。

借りた本を破ってしまった時は? 難しい漢字の読み方を調べたい時は? ルールに厳しくも図書を愛してやまない仲間と贈る、読むと図書館に行きたくなる図書館お仕事漫画です。


石平くんはコミュ力高めなので、人が嫌いな白井さんとの対比がおもしろいです。

ヤンキーというと勉強が嫌いだったり、本が読めないイメージが先行しますが
石平くんは好奇心旺盛なため、純粋に「知りたい!」という気持ちが大きいです。
なので本を読むことも、図書館も大好きです。


本のカバーや寄贈というシステム、除籍など
知っているようで知らなかった図書館の裏側の世界を覗けるのも、この漫画のおもしろさですね。

ヤンキーに対するイメージとは真反対の図書館を舞台にした新感覚の漫画です。



3つ目は、

只野工業高校の日常
/小賀 ちさと(著)
ヤングジャンプコミックス


ヤンキー×工業高校


厳密に言えばヤンキーではないんですが、見た目が派手な工業高校生のお話です。

舞台は、とある雪国の片田舎にある只野工業高校。
ピアスに金髪だけど国家資格持ちの“赤崎”、時給アップのためなら乙4だって取る“かっちゃん”、工業生なのに普通教科より専門教科が苦手な“やっちん”を始めとする愉快な生徒たちが登場します。


ヤンキーらしく制服は改造したり着崩すのが当たり前ですが、作業着だけはきっちり正しく着ます。

そこは工業高校、電気や工業製品を扱うので危険があってはいけないところです。


男子たちの青春コメディ炸裂な作品です。





はい、いかがでしたか?

ヤンキー×〇〇…
意外な組み合わせの漫画を3つ紹介してきました。


1.ヤンキー君と科学ごはん
/岡 叶(著) 樋口 直哉(監修)  ヤングジャンプコミックス

2.税金で買った本
/系山 冏(作画) ずいの(原著)  ヤンマガKCスペシャル

3.只野工業高校の日常
/小賀 ちさと(著)  ヤングジャンプコミックス


ヤンキーと何かが組み合わさると思いも掛けない面白さが出てきます。

特に図書館のような、イメージと遠ければ遠いほどそのギャップに新鮮味を感じるのではないでしょうか。

今回紹介した中で気になるものがあれば、是非一度読んでみてください!


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