こっふ

読んで面白かった本を紹介したり、本にまつわる話を書きます。

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最近の記事

戦争がテーマ…重めだけどたまには向き合ってみようよ3選

はい、今回は戦争がテーマの本を紹介していきます。 戦争…重いテーマですね。 現在の日本の法律では人が人を殺めることは罪となりますが、戦時下に置いては英雄になったりもします。 そんな、価値観がまるで違う時代の出来事を、教科書の出来事として遠い過去のように捉えてしまいがちですが、世代を遡ればリアルに体験した方がいる、現実に起きたことです。 さらに日本では今起きていませんが、海外だと国によっては起きていたりしますよね。 他人事、から自分事として考えられるようになるためのきっか

    • 内容重視!正直絵柄は好みじゃないけど…読んでみたらバリ面白かった漫画3選!

      漫画を選ぶ時の決め手ってありますか? 私はゴリゴリ絵柄重視で、表紙やパラパラ見た時の感じで読むか読まないかを決めることが大半なんですが、 そんなビジュアル命な私が絵よりも話の内容が面白くてつい読み進めてしまった漫画を3作品紹介していきます。 手に取るまでは抵抗がありますが、10ページも開けば、もう漫画の世界観にどっぷりです。 1作品目は、 静かなるドン /新田 たつお(著) 実業之日本社 絵柄としては男性向け、昭和の空気をそこはかとなく感じますが… 読もうと思ったきっ

      • ほろ苦ビターな思春期を描いた小説3選

        今まさに中高生の人、社会人で働いているかつて中高生だった人、 学生の思春期時代ってキラキラしているようで、悩みが多かったり、苦い経験ってありますよね。 今回はそんな思春期のほろ苦いビターさを描いた作品を3つ紹介していきます。 1つ目は トマト・ケチャップ・ス /東 直子(著)  講談社 普通の女子高生・連翹ゆなは、同級生の漆原依理と山口葉から漫才トリオに誘われる。 学校で1、2を争う美人で、しかも成績優秀なふたりからの唐突な勧誘に、ゆなは戸惑う。 それぞれ家庭に事情を

        • 読んだ後に気付く!仕掛けがおもしろい連作短編集3選

          何気なく手に取った小説が、実は読み終えると「そういうことだったのか…!」と衝撃を受けたことはありませんか? 本の表紙のデザインだったり、目次だったり、章ごとの扉に記されたちょっとしたロゴだったり… 小説はお話の内容自体ももちろん楽しめますが、そういった装丁にちょっとした仕掛けがあると、より楽しめますよね。 一緒に小さな驚きを見つけに行きませんか。 1冊目は、 木曜日にはココアを /青山 美智子(著)  宝島社 僕が働いている喫茶店。必ず木曜日にきて、いつも同じ席で手紙を

        • 戦争がテーマ…重めだけどたまには向き合ってみようよ3選

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        • ほろ苦ビターな思春期を描いた小説3選

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          思わず食べたくなる!美味しそうな小説3選

          はい今回は、読み進めるほど食べたくなる料理が出てくるお話を3つ紹介していきます。 グルメ系の漫画は沢山ありますが、もちろん小説でもグルメ系は人気です。 作中に登場してきた料理を食べたくなって、作ったり買いに求めたり…したことありますよね? 私はあります。 漫画や小説にすぐ影響されるので、美味しそうなご飯が出てくるともう脳内はそれでいっぱいです。 そんな、影響されやすい方も、そうでない方も 美味しそうな風景を、一緒に想像してみませんか? 1冊目は、 めぐり逢いサンド

          思わず食べたくなる!美味しそうな小説3選

          殺人なし!ミステリー苦手な人へのミステリ3選

          唐突ですが、私は殺人事件が起こるミステリー小説が苦手です。 警察や凶悪犯人が出てこない世界線が好きなので、そういうお話は避けております。 同じように、殺人は苦手だけど日常で起こるちょっとした謎かけのようなミステリーなら読んでみたいと思う人はいるのではないでしょうか。 というわけで今回は、 日常の謎、殺人なしのミステリー苦手な人へ向けるミステリー小説3選を紹介していきます。 1冊目は、 和菓子のアン /坂木司(著) 光文社 高校を卒業した梅本杏子は、ある日求人を見てデ

          殺人なし!ミステリー苦手な人へのミステリ3選

          マウントを取られたことに気が付かなかった話

          いまこの本を読んでいて思い出したことがあった。 マウントの回。 182ページから185ページの部分です。 私はちょっと前に某メガネ屋で働いていたことがある。 私自身は視力がそこそこ悪いくせに、メガネをかけることへの強い抵抗感があって頑なに拒否してきた。 お洒落のためにメガネをかけることもなければ、物をくっきり見えるようにという本来の使い方もしないまま、日差しの強い夏の日にサングラスをかける程度の人生を過ごしてきた。 そんなメガネへの思い入れ最弱の私が、なぜかメガネ屋で働く

          マウントを取られたことに気が付かなかった話

          山の世界を描いた本3選!

          はい、今回は山の世界を描いた本を3つ紹介していきます。 小説という形で表現しているもの、エッセイでリアルな体験談を書いたもの、合わせて3冊です。 登山が趣味の一つとして認知されている中、山の気候や環境はやはり厳しい… しかしそんな厳しい自然の中だからこそ、得られる知見もある。 そんな世界を、一緒に覗いていきましょう。 一冊目は、 みかんとひよどり /近藤史恵(著)  KADOKAWA出版 こちらは小説です。 話のあらすじは、始めたばかりの猟で遭難してしまった、潮田

          山の世界を描いた本3選!

          ヤンキー×○○な漫画!3選

          はい、というわけで今回はヤンキーと○○を掛け合わせた漫画を紹介していきます。 ヤンキー......あなたの身近にいますか?いましたか? 私は漫画やアニメの世界でしか出会ったことがないので、実態を知りません。 知っている人も、知らない人も、 漫画の世界では意外と素直で可愛い性格として描かれていることが多いですよね。 今回紹介する漫画も、そんな性格の主人公が多いです。 ではいきましょう。 1つ目は、 ヤンキー君と科学ごはん /岡 叶(著) 樋口 直哉(監修) ヤングジャン

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          世界はだんだん良くなっている?!衝撃のデータ本

          日々ニュースを見ている方は虐待や殺人事件、誘拐といったマイナスな情報に沢山触れていることかと思います。 ですがそれはメディアの戦略で、 実際は世界全体で見るとだんだん良い方向に向かっていっているんだよ、という提言をしてくれる本がありました。 はい、今回はこちらの本について紹介していきます。 この本は自己啓発系の棚の近くに並んでいましたが、そういう内容ではありません。 世界を正しく見るためにデータを取り、統計や数字から自分たちの間違った思い込みに気付きましょう、といった内容

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          ほんわか日常系マンガ3選!

          毎日しんどくて現実逃避したい、特に何も無いけど温かい気持ちになりたい... そんな方へ向けて、今回は「読むと気持ちがほんわか温かくなる日常を描いた作品」を3つ集めてみました。 はい、というわけで本のオススメをします。 1つ目は、 よつばと! /あずま きよひこ(著) 電撃コミックス 8巻のリンクを貼ったのは、私が1番好きな巻数だからです。笑 小学校に入る前の5歳の女の子、よつばが 日常のあらゆる場面を周りにいる大人たちを巻き込んで、おもしろ楽しく過ごすお話です。

          ほんわか日常系マンガ3選!