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内容重視!正直絵柄は好みじゃないけど…読んでみたらバリ面白かった漫画3選!


漫画を選ぶ時の決め手ってありますか?

私はゴリゴリ絵柄重視で、表紙やパラパラ見た時の感じで読むか読まないかを決めることが大半なんですが、
そんなビジュアル命な私が絵よりも話の内容が面白くてつい読み進めてしまった漫画を3作品紹介していきます。

手に取るまでは抵抗がありますが、10ページも開けば、もう漫画の世界観にどっぷりです。






1作品目は、
静かなるドン
/新田 たつお(著) 実業之日本社


絵柄としては男性向け、昭和の空気をそこはかとなく感じますが…
読もうと思ったきっかけは、ネットの広告でした。



主人公の近藤静也は、昼間は下着メーカーの冴えないデザイナー、夜は日本最大の暴力団・新鮮組の総長の一人息子という2つの顔を持ちます。

二代目総長が敵対組織に撃たれて、新鮮組内の二大勢力である肘方と生倉のどちらが継いでも内部抗争になることを恐れた母である近藤妙は、静也を三代目総長とするところからお話が始まります。


静也は、会社の同僚である秋野明美に好意を持つのですが、反社会的な立場にあるため、表立ってアピールは出来ません。
秋野はヤクザの静也に惹かれていくのですが、お昼の彼と夜の彼が同一人物だとは気付いていません。


巻数が長く、全部で108巻出ています。
本編の10年後を描いた、静かなるドン-もうひとつの最終章-も3巻まで出ています。



2作品目は、
美味しんぼ
/花咲アキラ(画)、雁屋 哲(作)  小学館、ビッグコミックス




東西新聞文化部に配属された新入社員・栗田ゆう子は、希望あふれる出社初日から、憧れの新聞社にも山岡士郎のような無神経でぐうたらな先輩が居ることに驚かされる。

だが文化部全員が受けた味覚テストに合格し、大原社主・肝入りの企画「究極のメニュー」の担当者に選ばれたのは、ゆう子と山岡の2人であった…。
「食」ブームを巻き起こした大人気作!



始まりの回が「豆腐と水」。
それぞれ3種類の豆腐と水を用意し、それがどこのものかを当てるテストがあります。
それに見事合格した山岡さんと栗田さんは、究極のメニューづくりに奔走します。

海原雄山や山岡士郎の舌の正確さ、今作品における食にかける情熱やこだわりがすごいです。
ひとつの食事、ひとつの食材にそこまで深く考えるの?!と驚くこと必至です。


絵柄は正直(……)な感じですが、全部で111巻続いており、テレビドラマやアニメ、映画にもなっているほどの人気作品です。

グルメ漫画の中でも、食に対する厳しい視点からの指摘など教訓のような内容も入っている作品です。




3作品目は、
トリコ
/島袋 光年(著)  集英社、ジャンプコミックス


言わずと知れた少年ジャンプで連載されていた有名作品です。


世はグルメ時代、IGO直属ホテルの料理長・小松は、局長から「ガララワニ」捕獲の命を受ける。
任務に抜擢されたのは、カリスマ“美食屋”トリコ!二人は最高の食材を求め、命を懸けた旅へ出発するが…


グルメ時代ということで、現実には無い美味しそうな食材や、危険な食材が出てきます。
トリコたち四天王「美食家」は、自身の能力を活かしてその食材たちを狩る、ハンターなのです。

小松シェフは一般人ですが、ガララワニという捕獲レベルの高い食材調達に同行するところから、物語が始まります。


全部で43巻出ており、アニメ放送もされています。
放送枠がONEPIECEと近いところもあり、一時期コラボもしていました。


前2作品と比べると最近描かれた作品ですが、筆者はアニメでトリコの存在を知ってから漫画を読み始めたので、原作の漢臭の強さに驚きました。

アニメだとよりマイルドな丸みを帯びた雰囲気になっています。






いかがでしたか?

正直、漫画はビジュアル重視なんですが
どれも読んでみると面白いので、パッと見の印象で読むか読まないかを決めるのはもったいない!

それと、書いていて思ったのですが、筆者は女性向けの線が細め、柔らかなタッチが好きなので
そうではない絵柄を今回まとめて紹介しました。が、人によっては今回紹介した作品の絵柄が好みだという方もいると思います。
感じ方は個人差ありますが、今回はあくまで筆者目線で選びました。

3作品とも、
読んでみたら実はものすごく面白いストーリーだった、ってこともあるので
是非先入観を取っ払って読んでみてください!


各作品へは、リンクから飛べます。



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