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自治会DX事例視察⑥ーまとめー
こんにちは!
前回までの5回に渡り、2024年7月31日および8月1日に実施した自治会DX事例視察の結果を訪問先ごとにまとめてきました。
今回の視察では2日間で計5団体を訪問し、北陸から現在着々と導入拡大している地域ICTプラットフォーム「結ネット」の利用状況や運営方法などをヒアリングしました。
Day1 2024年7月31日(水)
株式会社シーピーユー様
米泉校下町会連合会様
田上新町様
Day2 2024年8月1日(木)
北日本放送株式会社様
北陸電力株式会社様
今回の視察では、
結ネットの開発会社である株式会社シーピーユー様、
結ネット導入自治会である米泉校下町会連合会様および田上新町様、
各地域でアプリ導入支援を行っている代理店の北日本放送株式会社様ならびに北陸電力株式会社様
を訪問させていただきました。
それぞれの立場から結ネットという地域のアプリに対する思いや運用の仕方、災害を通して見えた課題など、さまざまお伺いすることができました。
DCDが活動の拠点を置く愛知県豊橋市では、「デンタツくん」という電子回覧板アプリの導入が始まりつつあります。
ワークショップを実施している松山校区を中心に、豊校区や羽根井校区など、導入を試みる自治会が徐々に増えている一方、アプリのインストールのハードルや、運営体制の構築など、課題も山積している状態です。
先駆的に導入が進んでいる結ネットの事例にはQRコードの利用やICT担当の設置、災害時の対応など参考にできる知見をたくさん授けていただきました。豊橋においても各ステークホルダーや住民の方々との関わりの中で、地域の特色を生かした運用方法などを模索していけたらと考えています。
同時に、自治会DX関連の研究は現状、豊富な蓄積があるとは言えません。研究活動においても、結ネットやデンタツくんのみならず様々な地域やICT技術にアンテナを向け、科学的知見の蓄積を増やしていけたらと考えています。
今後も適宜Noteを更新していきます。
自治会DXに少しでも関心を持ってくれる方々が増え、そして何よりみなさんがお住いの地域への関心が深まってゆくことを願っております!
今回の記事はここまで。事例視察の全6回、ご覧いただきありがとうございました!